ジャズ・ベーシスト Gary Peacock（ゲイリー・ピーコック）が逝去。享年85歳

ジャズ・ベーシスト Gary Peacockが、9月4日にニューヨーク州北部の自宅で亡くなったことが明らかになった。享年85歳。

Gary Peacockは、20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンたちとコラボレーションした多才なベーシストで、70年間にわたるキャリアの中では、Albert Ayler、Paul Bley、Bill Evans、Keith Jarrettらと共に演奏、レコーディングを行った。

1935年にアイダホ州で生まれたGary Peacockは、ドラマー兼ピアニストとしてスタート。その後、兵役でドイツに赴いた際にジャズ・アンサンブルを演奏しながらベースに切り替えた。除隊後、ロサンゼルスに移り、Art PepperやBud Shankらと活動。1960年代にはニューヨークに移住し、Miles Davisらとも共演した。

心よりご冥福をお祈りいたします。

なお、タワーレコードではGary Peacockの作品も含めたECM Recordsの傑作アルバムをSA-CDハイブリッド化するシリーズ「Tower Records presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION」を展開中。

■「Tower Records presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION」
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