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Brian May(ブライアン・メイ)、大ヒット・ソロ・アルバム『Back To The Light』リマスター盤が8月6日にリリース決定

Brian May
Photography by Richard Gray

Brian Mayが、8月6日に大ヒット・ソロ・アルバム『Back To The Light』のリマスター盤をリリースすることが決定した。「好奇心をそそるオマケが盛り沢山の、ブライアン・メイ再発シリーズはいかがかな?」――QUEENの伝説的ギタリストが自身のInstagramでそう問い掛けたのは2020年のこと。「今、計画を立てているところなんだ!!!」と。そして今回、Brianの傑作ソロ・デビュー・アルバム『Back To The Light』が待望の復刻を果たし、その計画の第1段階が実現することとなった。発表から約30年が経つ『Back To The Light』は、同世代のギタリスト/ソングライターの中でも最重要なひとりであるBrianの才能と、彼の不屈の精神の証として存在する、個人的且つ多角的な作品だ。

1992年9月の発売当時、『Back To The Light』は文句なしの大ヒット作であった。全英アルバム・チャートで6位を記録した同アルバムは、不朽の名シングルを次々と輩出。“Driven By You”(1991年11月発売)が全英シングル・チャート6位にランクインしたあと、1992年4月にウェンブリー・スタジアムで開催された「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」でQUEENファンに披露され、感動的なパフォーマンスが話題を呼んだ“Too Much Love Will Kill You”は、全英5位を記録した。さらに壮大なアンセム“Back To The Light”と、陽気な“Resurrection”も全英シングル・チャート入り。また、インストゥルメンタル曲“Last Horizon”は、THE BRIAN MAY BANDのソロ・コンサートのみならず、後にQUEENとして復帰を果たしたBrianのライヴ定番曲となっている。

『Back To The Light』の収録曲は、Brianが個人的な激動の渦中にあった1988年から1992年にかけて書かれたもので、カタルシスに満ちた率直さと芸術性を伴ったこのアルバムにより、Brianにスポットライトが当たることとなった。本作が発表されたのは、Brianが自身の父親とQUEENのフロントマンであるFreddie Mercuryを亡くし、バンドの活動を一時的に休止していたときのこと。また、それに続いて最初の妻と1988年に別居し、女優 アニタ・ドブソンと交際を始めたことにより、タブロイド紙の注目を否応なく浴びるという状況にもあった。こうした人生の変化に伴う苦悩についてインタビューで語ったBrianは、本アルバムを一種のセラピーだったと表現している。

このアルバムの制作にあたり、彼は友人や名高いコラボレーターたちの協力を仰いだ。John Deacon、Cozy Powell、Don Aireyに加え、ベースにはNeil MurrayとGary Tibbs(ADAM & THE ANTS/ROXY MUSIC)が、ドラムにはGeoff Dugmore(“Let Your Heart Rule Your Head”、“Rollin’ Over”)が参加しており、また、Mike Moranが3曲でピアノ/キーボードを提供。ヴォーカルには、イギリスの著名歌手 Chris Thompsonが(“Rollin’ Over”で)アシストに加わっているほか、Miriam Stockley、Maggie Ryder、Suzie O'List、Gill O'Donovanが、随所でバッキング・ヴォーカルを披露している。CD盤、アナログ盤レコード、デジタル配信(ストリーミング再生、ダウンロード購入)のいずれでも、本作は長らく入手不可能な状態にあった。今回の待望のリイシュー版で音響監督の任に就いたのは、Justin Shirley-SmithとKris Fredrikssonだ。オリジナル盤のライナーノーツでBrianは、Shirley-Smithについて、「僕の気まぐれなレコーディング習慣に付き合ってくれた」共同プロデューサー兼エンジニアとして紹介。1984年からQUEENと仕事をしているShirley-Smithは、「Brianは完璧主義者で、自分の満足がいくまで、何事も決して途中で放り出したりしないんだ」と、語っている。

サウンド・エンジニアのFredrikssonは、そういった完璧主義を今回のリイシューに反映させたいと考えた。「しばらく入手不可能だったものを今回リイシューするのであれば、世界最高のマスタリング・エンジニアにリマスターしてもらってはどうだ? と、僕らは考えたんだ」と、彼は述べている。そこで登場したのが、グラミー賞受賞者のBob Ludwigだ。彼はオリジナルのマスター・テープからフラットなミックスを復元、それをもとに今回の『Back To The Light』のニュー・エディションに取り組み、これまで以上に素晴らしいサウンドになるよう仕上げた。

Brian Mayからのコメントは以下の通り。

 

このアルバムは、一連のシリーズの一部。つまり、“ブライアン・メイ・ゴールド・シリーズ”の一部だ。各作品に、小さな金印が押されることになる。そしてきっとその一つ一つが、これまで僕が旅してきた道程を再発見する機会を与えてくれるだろう。このことが僕にとって本当に魅力的だと思えたんだ。 僕の中のどんな記憶が掘り返されるのだろうか?と思いながら、最初は少し緊張した。けれども、そこに立ち返ることを心から楽しんだんだ。これまでこの作品を聴いたことのなかった人達に届けばいいと、ひたすら願っているよ。僕はクイーンのギタリストとして知られている。天文学者として、僕を知っている人もいる。動物の権利を主張する活動家として知る人もいる。僕は、ヴィクトリア時代における立体鏡学の熱烈な唱導者のような存在だ。でも、僕のソロ作品を聴いたことがある人はほとんどいなかった。だから、これを出したらどうなるか、成り行きがとても楽しみだ。このアルバムを作った当時に立ち返り、ある特定の題材について、なぜ自分がそれを書いたのか、その理由を再発見することに僕は非常に興味をそそられた。それが僕にとってどんな意味を持っていたのか。僕らがそれをどんな風にレコーディングしたかのか。中には、あまりに圧倒的なレコーディング作となっていて、自分達がやり遂げたとは思えないほどのものもある――何曲かは、本当に壮大だ。そこを気に入っているよ。また、同時に、とてもシンプルで、すごく控えめで、感情が露わになった、小ぢんまりとした曲もある。このアルバムの中で訴えていることの多くは、僕が今も感じていることだと気づいたんだ。僕は今もそういった、危険や、恐怖、希望、夢を感じている

―― Brian May

 

▼リリース情報
Brian May
リマスター盤
『Back To The Light』
8月6日(金)リリース

■日本盤


■輸入盤CD
・2CD


・1CD


■輸入盤LP


[CD(日本盤のみSHM-CD仕様)「Back To The Light」収録曲]
01. The Dark
02. Back To The Light
03. Love Token
04. Resurrection
05. Too Much Love Will Kill You
06. Driven By You
07. Nothin' But Blue
08. I'm Scared
09. Last Horizon
10. Let Your Heart Rule Your Head
11. Just One Life
12. Rollin' Over

[CD(日本盤のみSHM-CD仕様)「Out Of The Light」収録曲]
01. Nothin' But Blue (Guitar Version)
02. Too Much Love Will Kill You (Guitar Version)
03. Just One Life (Guitar Version)
04. Driven By You Two
05. Driven By You (Ford Ad Version)
06. Tie Your Mother Down (Live)
07. Too Much Love Will Kill You (Live)
08. '39 / Let Your Heart Rule Your Head (Live)
09. Last Horizon (Live)
10. We Will Rock You (Live)
11. Driven By You (Cozy and Neil Version '93)

■タワーレコードオリジナル特典あり(日本盤のみ対象)
先着で「A4クリアファイル(1993年のソロ来日公演告知チラシと同デザイン)」をプレゼント!
※特典満了次第終了とさせていただきます。

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2021年06月24日 11:55