1957年生まれ、仏出身のバリトンバス歌手。エコール・ダール・リリック・ド・パリにてウード・ライヌマンのもとで歌を学ぶ。美術の学位を取得後、パリ・オペラ座で声楽を修める。ドビュッシーのオペラ『ペレアスとメリザンド』のゴロー役でデビュー。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇るバリトンバス歌手としてだけでなく、役者としての力量にも耳目を集め、歌唱と演技の双方に秀でたオペラ歌手として高い評価を獲得。ザルツブルク、プラハの春などの音楽祭、パリ・オペラ座をはじめとする世界の名だたる劇場に出演、著名指揮者と共演を果たす。欧州や日本などで活躍し、2017年の歌劇『アッシジの聖フランチェスコ』全曲日本初演も話題に。
2018/12/18 (2018/12/18更新) (CDジャーナル)
