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アーティスト詳細

ルドルフ・バルシャイ

プロフィール

1924年、ロシアのラビンスク生まれのヴィオラ奏者、指揮者。モスクワ音楽院でヴィオラを学び、49年、ブダペストの世界青年学生音楽祭のコンクールで最高栄誉賞を得る。ボロディンSQ、チャイコフスキーSQの創立メンバーとして活躍する一方、ショスタコーヴィチ、リヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィチ、ギレリスらの錚々たる音楽家と室内楽で共演し、世界的なヴィオラ奏者としての名声を築く。また、ムーシンに師事して指揮法を学び、55年にはモスクワ室内管を設立、76年まで指揮者を務めた。その後、ロシアを離れ、ボーンマス響、ヴァンクーヴァー響、フランス国立管などの首席指揮者を歴任、日本にも度々訪れている。ショスタコーヴィチの交響曲第14番を初演した指揮者としても有名で、西ドイツ放送響と交響曲全集も録音している。2000年にはマーラーの交響曲第10番のオーケストレーションを完成し、信頼性のあるエディションとして高い評価を得ている。闘病を続けながらも病床で編曲作業を行なうなど、晩年にいたるまで音楽活動に意欲を燃やしていた。2010年11月2日死去。

2012/07/30 (2019/07/30更新) (CDジャーナル)

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