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アーティスト詳細

モーラ・リンパニー

プロフィール

1916年8月18日、英国コーンウェル州ソールタッシュ生まれのピアニスト。2005年3月28日、フランスのマントンにて没。ベルギーのリエージュの修道院でピアノを学び始め、奨学金を得てロンドン王立音楽院に入学。12歳でメンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弾いてデビューを果たす。その後もウィーンでワインガルテンに、ロンドンでトヴィアス・マッセイに師事し、研鑚を積む。38年、イザイ・ピアノ・コンクール(後のエリザベート王妃国際コンクール)で2位になり、頭角を現す。彼女は、ラフマニノフ自身に激賞されたピアニストとしても有名で、繊細な感受性と力強さを兼ね備えた演奏は高く評価されていた。また、ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲を積極的に西側に紹介したことでも知られている。89年、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでデビュー60周年記念コンサートを開き、92年には初来日を果たして健在振りを示した。同年、大英帝国からデイム(Dame)の称号(男性のサーに相当する)を受けたが、これは女性ピアニストとしては1941年のマイラ・ヘス以来である。

2012/07/30 (2013/02/20更新) (CDジャーナル)

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