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トップ > 本日NAKBAのシンポジウムがあります

掲載: 2008年04月03日 00:25

更新: 2008年04月03日 00:25

文/  タワエコ


現在渋谷のユーロスペースで公開されているパレスチナの問題を扱ったドキュメンタリー映画「NAKBA」のシンポジウムが夜行われるということです。
http://nakba.jp/theater.html

先に申し上げますが、パレスチナとイスラエルのどちらがどうとか、そういうことではございません。関心を持ってもらうこと、そして、自分で判断してもらえればと思いご紹介させていただきます。

この映画の記録を行っている広村龍一さんはフォトジャーなリストとして有名な方で、9.11以降のメディア不振に危機感を持って、自ら「DAYS JAPAN」という月刊誌を発行、編集長を務めている方でもあります。タワエコでも2002年にちょっとご一緒させていただきました。

今年、イスラエルは建国60年。60年前の1948年に何が起こって70万人以上の難民が発生し、現在もなお占領と和平の問題が続いているのか。そして、それが自分達とどうつながっているのか。考えてみるいい機会かと思います。

広村さん曰く「勝者が歴史を作る現代では、被害の歴史はかき消されていく。歴史上の抹殺でも、意識の上の抹殺でも、生命の抹殺でも、人間の尊厳が脅威を受けている場合には、存在した証の記録を残すことが必要だ。」と。タワエコのテーマの一つである「問題は無知ではなく、知っているという思い込み。」がこの問題に対してもあるかもしれません。
http://nakba.jp/index.html


かく言う自分は、今日別のイベントで参加できないので残念なのですが、映画は是非早いうちに見に行く予定です。

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