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カテゴリ : News / Topic 

掲載: 2009年02月05日 11:52

更新: 2009年02月05日 11:52

文/  みやーん

テレビでは、南極の氷が溶けている映像や北極熊が餌を求めている映像を流し、温暖化への警鐘を感情面に訴求するような番組をよく見かけます。
その反面、統計的な報道や理論的にディベートするような番組は少ないように思われます。 (私があまりテレビを見ないからかもしれませんが、、)



と言うのも先日、日本経済新聞で「昨年の地球の平均気温は21世紀で最低」という記事が掲載されており、テレビやネットであまりニュースになっていないことに違和感があったからです。



記事によると、地球の平均気温の上昇が頭打ちとなっており、専門家の間では当分寒冷化に向かうとの見方が強まっているようです。
また、地球の平均気温は1970年半ば以降上昇してきたが、1998年をピークにこの10年間は横ばいもしくは低下しているとのこと。
気温低下の原因は一概に言えないそうですが、海の自然変動や太陽活動の小康状態などが考えられているそうです。



ただ、世界気象機関(WMO)は、2008年の世界の平均気温は21世紀に入って最も低かったものの、温暖化の傾向は変わらないと発表しています。
北極地域周辺の氷の量が観測史上最小の規模に縮小しており、全体の傾向は依然として上昇しているとしています。



「温暖化と叫ばれている一方、実は気温は下がっているという事実」「北極の氷は年々縮小していると言う事実」と、様々な事実があるということですね。
また気温の変化は二酸化炭素の排出だけでなく、太陽活動や地球の自然変動、ヒートアイランド現象など様々な因果関係があるということも理解しておきたいところです。



何となく世の中の風潮やマスコミの扇動に感化されてしまうのではなく、色々な事実を確認しながら自分なりに消化できると良いですね。
テレビや環境系のニュースでもであまり取り上げられていないかったで、改めてここで紹介してみました。



ちなみに気になって日本の年平均気温の傾向について調べてみました。
下記気象庁のデータによると、年毎の上下はありつつも、100年間だけをみると上昇傾向になっているようです。



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ご参考に。



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