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カテゴリ : News / Topic 

掲載: 2009年02月13日 00:09

更新: 2009年02月13日 00:09

文/  班長

20090212112055 いただきました。年2回発行(多分)の春夏号。



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世界の経済状態が今のように時だからこそ、物の意味やお金の意味を考えたいものです。 グローバリズムと経済至上主義の結果が現在の世界中の経済危機の一因です。 "FairなTrade"とは、その名のとおりある意味市場原理主義の意味するグローバリゼイションと真逆の事かもしれません。



  昨今良く聞くようになった言葉に"wise spending"と言う言葉がありますが、この言葉も"少しでも安いものを賢く買う"的なことだけを意味していると勘違いしてしまうと同じ過ちを繰り返してしまうだけ。ものの"value"の判断にはある種の倫理観が必要である事を学ぶべきかもしれません。



20090212112132 .



ちなみに、今回のカタログでタワエコの事も紹介いただきました…(ちょっと宣伝)



そして一緒にバングラディッシュのSEDSというという団体が生産している手すき紙製のノートもいただきました。農業以外にこれと言った産業がない地域で農閑期の収入の手段として生産されているものとの事です。



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今週末はバレンタインデー。



チョコの原料であるカカオファンデーションでの子供の労働(奴隷!?)の問題はご存知かも知れませんが、カカオ生産の43%を占める世界最大の生産地コートジボアールでは、9-12才の子供が奴隷としてカカオの生産に従事、賃金もなく、もちろん就学もできずに働いているとの事。ただし、雇い主が裕福かと言うとそうでもなく、カカオの生産農家の家族の収入は月に30-110ドルとの事です。これも、やはりグローバリズムの為の比較優位にのっとった自由貿易で、カカオの価格自体が20年前の1/4程度に下がってしまっているため。そして、ますます貧困や環境破壊は進み、子供の奴隷的な労働が必要とされるという悪循環を生んでいるわけです。



そんな事も考えてみながら、これからチョコを買って見ようなどと思っている人がいたら、フェアトレードのチョコとかを探してみてもいいかもしれません。もちろん、若干値段は高いかもしれませんが、有名なブランドの物に比べたらたかが知れてるわけで、チョコにもwise spending! と言う事で…。





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