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掲載: 2009年05月18日 21:29

更新: 2009年05月18日 21:29

文/  班長



突然ですが、DARFURといえば、昨今海賊退治に自衛隊も出動している(P3Cまで!? 海賊は潜水艦に乗ってたっけ…笑)の隣国、SUDANの西の端辺りの事で、数年前に民族間対立から多くの民間人が亡くなっている場所です。なんとなく、"ダルフールの虐殺"というニュース覚えている方もいると思いますが。



その民族間の対立は、タワエコ的な見方では!? 地球の温暖化に関係があるとか言う人達もいて、もともとのそのエリアに住んでいた農耕民族と、後でスーダンに入って行った遊牧系の民族がいて、温暖化で遊牧する土地が減少し、放牧地を求めて農耕民族との対立に発展!!!みたいな感じだったと思います。 平和の為に、やっぱりエコって大切! などと思った物ですが…



この大虐殺事件は当時大問題となり、アフリカの国だけでなく世界的に対応を!というムードが持ち上がったことは言うまでもなく、ただ、国際的な取り組みが起こらなかったのは、スーダンから原油のほとんどを輸入している某国が国連決議に反対したからだったと思います。ちなみに、ダルフールで使われている武器のほとんどがこの某国製です……。



そして、この問題は隣国の海賊問題や経済危機やその他いろいろな物事の中で、いつの間にか全世界の無関心事になってしまいました。





SING FOR DARFULは、そんな世界の無関心さに疑問を感じた一人の映画監督により制作され今年の秋ごろに公開されるドキュメンタリー風!?映画です。 非営利で制作されたこの作品にはUnderworldやTHE CUREなどが楽曲を提供、映画公開のプロジェクトで生まれた利益の一部はThe Sing for Darhur Foundationに寄付されるという事です。



映画には、虐殺シーンなどが出てくくるわけではなく、逆に、ダルフールと無関係に生きる人々の日常が淡々と描かれるという物らしいです。(すみません、まだ見ていないもので…) 同じ時間に確かにあるDARFURという事実と、全く無関心に生きる人々の生活を通して、無関心という事がどういうことか、知っているつもりという事がどういうことかを改めて考えさせられる……という感じなのでしょう。







タワエコは2年前から、「不都合な真実」「いま ここにある風景」といった海外のドキュメンタリー映画や、Coccoさんの「大丈夫であるように」や、UAさんの「SAVE YANBARU」などの映像のサポートを行ってきました。今年は「SING FOR DARFUR」もその一つとして関わっていければと思っています。



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振り返ってみると、「あれどーなってたっけ???」みたいなことも多く、特に自分なんか最近物忘れも多いし…(笑)、冗談でなくていつの間にか忘れるように仕向けられてんじゃないか!?!?!?みたいな事も多々あるわけで…。人のせいにするわけでなく(笑)



というわけで、自戒の念もこめて、これからこの映画のことを時々告知していきたいと思います。



http://www.plusheads.com/singfordarfur/



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