このブログでもよく｢フェアトレード｣のことについてはご紹介していますが、コチラは震災支援の一環として行われている「キャッシュ・フォー・ワーク」(Cash for Work)という仕組み。「労働対価による支援」と訳され、被災された方々みずからが復旧・復興のために働き、それにたいして対価を支払う支援プロ グラムのことです。　「仕事創出」「自立支援」「やりがい」を創出していく支援ということではフェアトレード的な考え方と近いです。

今、岩手県の三陸で浜の漁具を使った浜のミサンガ「環（たまき）」づくりが進んでいます。「環」とは、日本古来 のブレスレットの呼称。一つひとつ漁網で編んだオリジナルのミサンガは、三陸町越喜来（おきらい）のグループや、釜石市の被災者の女性たちが中心となって 作り始めています。そのミサンガが今週末から販売されるとのことです。

詳細は　http://www.sanriku-shigoto-project.com/about/index.html

タワエコでも、可能であれば連絡をとってこのミサンガをFESのノベルティとして利用できないか検討します。長期間にわたる復興の活動では、時間がたては支援も少しずつニーズが変わってくると思います。これからは与えると言う形だけでなく、継続的な自立支援の手助けになるような形が必要なのかもしれません。

ちなみに、タワレコ店頭では、現在NO MUSIC,NO LIFE.ポスターに出演している THE BAWDIES のJIMさん手書きによるチャリティー缶バッジを販売中。105円(税込)です。　みなさん、いろいろな形でチャリティーグッズ、イベントに参加したり、募金したりしていると思いますが、ちょっと支援疲れ(語弊ありますが)はありませんか。　ただ、復興までにはまだまだ時間とお金も必要です。……と言うことで、参加しやすい仕組み?値段?で実施中。是非、よろしくお願いいたします。