クラシック
CD
ラインハルト・フェーベル: J.S.バッハの「フーガの技法」による18の練習曲
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商品の情報
フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年08月14日 |
---|---|
規格品番 |
19439784132 |
レーベル |
|
SKU |
194397841329 |
作品の情報
商品の紹介
ピアノ連打のために新しい手法で再構成されたバッハの「フーガの技法」、世界初録音。
イスラエル出身の女性ピアニスト、ヤアラ・タールと、ドイツ出身のアンドレアス・グロートホイゼンによって1985年に結成されたピアノ・デュオ、タール&グロートホイゼンのニューアルバムは、ドイツの作曲家ラインハルト・フェーベル(1952-)による、全く新しい方法で再構成されたバッハの「フーガの技法」です。タール&グロートホイゼンのために作曲されたもので、当アルバムが世界初録音です。
フェーベルはバーデンヴュルテンベルク州メッツィンゲンで生まれ、シュトゥットガルト音楽演劇大学で作曲とピアノを学びました。ヘルムート・ラッヘンマンの推薦で1979年からフライブルク音楽大学で作曲の研鑽を積み、1982年にはパリのフランス国立音響音楽研究所でエレクトロニック・ミュージックのコースに参加。1983年にバイエルン国立歌劇場のために作曲した室内オペラ「エウリディーチェ」で高く評価されました。
バッハの「フーガの技法」は14のフーガと4つのカノンで構成され、そのすべてが同じ主題に基づいています。フェーベルは各曲の構成要素を分解した上でまったく新しい方法で再構成しており、時にはオリジナルの音楽素材をピアノという楽器の持つ幅広い音域で(しかも連弾で)演奏できるように変化させています。極めて緻密かつ複雑に音色や音域をコントロールすることで、どちらかというとモノクーム的だった原曲から、華麗で、時には劇的で豊かな表現力を持つ音楽が生み出されています。
「フーガの技法」は鍵盤楽器での演奏が想定されていたようですが、バッハ自身は明確に指定しておらず、そのため様々な楽器の組み合わせによる多種多様な演奏が試みられています。「Study=練習曲」という名称は、さまざまな構成の可能性を探求して実験するという意味合いで付けられており、いわばバッハによる「コントラプンクトゥス」という概念に対応するものです。「フーガの技法」は公開で演奏することを目的とした作品とはいえませんが、対位法という概念がすでに廃れつつあったバッハの時代における、この音楽形式のあらゆる可能性を示す百科事典のようなものとして生み出されました。アルバン・ベルクを始めとする古今の数多くの作曲家が、数の理論に基づくだけと考えられがちなこの作品が持つ深遠さを認めています。バッハが、抽象的な音楽理論を聴く者の感覚に訴える音の構造物に変化させたのと同じことをファーベルがこれらの練習曲で成し遂げているのです。この作品と演奏は、「ファンタジー」または「インスピレーション」というだけでなく、適切に作品を理解し、工夫し、独創的で絶妙な表現を見つけ出すために、オリジナル作品も十分に深く研究しつつ演奏されています。
ソニー・ミュージック
イスラエル出身の女性ピアニスト、ヤアラ・タールと、ドイツ出身のアンドレアス・グロートホイゼンによって1985年に結成されたピアノ・デュオ、タール&グロートホイゼンのニューアルバムは、ドイツの作曲家ラインハルト・フェーベル(1952-)による、全く新しい方法で再構成されたバッハの「フーガの技法」です。タール&グロートホイゼンのために作曲されたもので、当アルバムが世界初録音です。
フェーベルはバーデンヴュルテンベルク州メッツィンゲンで生まれ、シュトゥットガルト音楽演劇大学で作曲とピアノを学びました。ヘルムート・ラッヘンマンの推薦で1979年からフライブルク音楽大学で作曲の研鑽を積み、1982年にはパリのフランス国立音響音楽研究所でエレクトロニック・ミュージックのコースに参加。1983年にバイエルン国立歌劇場のために作曲した室内オペラ「エウリディーチェ」で高く評価されました。
バッハの「フーガの技法」は14のフーガと4つのカノンで構成され、そのすべてが同じ主題に基づいています。フェーベルは各曲の構成要素を分解した上でまったく新しい方法で再構成しており、時にはオリジナルの音楽素材をピアノという楽器の持つ幅広い音域で(しかも連弾で)演奏できるように変化させています。極めて緻密かつ複雑に音色や音域をコントロールすることで、どちらかというとモノクーム的だった原曲から、華麗で、時には劇的で豊かな表現力を持つ音楽が生み出されています。
「フーガの技法」は鍵盤楽器での演奏が想定されていたようですが、バッハ自身は明確に指定しておらず、そのため様々な楽器の組み合わせによる多種多様な演奏が試みられています。「Study=練習曲」という名称は、さまざまな構成の可能性を探求して実験するという意味合いで付けられており、いわばバッハによる「コントラプンクトゥス」という概念に対応するものです。「フーガの技法」は公開で演奏することを目的とした作品とはいえませんが、対位法という概念がすでに廃れつつあったバッハの時代における、この音楽形式のあらゆる可能性を示す百科事典のようなものとして生み出されました。アルバン・ベルクを始めとする古今の数多くの作曲家が、数の理論に基づくだけと考えられがちなこの作品が持つ深遠さを認めています。バッハが、抽象的な音楽理論を聴く者の感覚に訴える音の構造物に変化させたのと同じことをファーベルがこれらの練習曲で成し遂げているのです。この作品と演奏は、「ファンタジー」または「インスピレーション」というだけでなく、適切に作品を理解し、工夫し、独創的で絶妙な表現を見つけ出すために、オリジナル作品も十分に深く研究しつつ演奏されています。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料
(2020/07/03)
収録内容
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:33:07
【曲目】
ラインハルト・フェーベル(1952-):
J.S.バッハの「フーガの技法」による、2台のピアノのための18の練習曲 ※世界初録音
<CD1>
1. 練習曲第1番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 1:単一主題による4声のフーガ]
2. 練習曲第2番 非常に速く[コントラプンクトゥス 2:単一主題による4声のフーガ]
3. 練習曲第3番 軽く漂うように、ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 3:主題の反行形による4声のフーガ]
4. 練習曲第4番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 4:主題の反行形による4声のフーガ]
5. 練習曲第5番 ゆっくりと[コントラプンクトゥス 5]
6. 練習曲第6番 ゆっくりと[コントラプンクトゥス 6 :主題の縮小を含む、フランス風の4声のフーガ]
7. 練習曲第7番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 7:主題の拡大および縮小を含む4声のフーガ]
8. 練習曲第8番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 8 ]
9. 練習曲第9番 非常に速く[コントラプンクトゥス 9:12度の転回対位法による2重フーガ]
10. 練習曲第10番 速く[コントラプンクトゥス 10:10度の転回対位法による2重フーガ]
11. 練習曲第11番 可能な限りのプレスティッシモで[コントラプンクトゥス11:4声の3重フーガ]
<CD2>
12. 練習曲第12番 ゆっくりと[コントラプンクトゥス 12:4声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
13. 練習曲第12番a ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 12:4声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
14. 練習曲第13番 可能な限りのプレスティッシモで[コントラプンクトゥス 13:3声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
15. 練習曲第13番a 速く[コントラプンクトゥス13:3声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
16. 練習曲第14番 ゆっくり過ぎず[反行形の拡大による2声のカノン]
17. 練習曲第15番 速く[2声部のオクターヴ・カノン]
18. 練習曲第16番 速過ぎず[2声部の3度の転回対位法による10度のカノン]
19. 練習曲第17番 速く、激しく[2声部の5度の転回対位法による12度のカノン]
20. 練習曲第18番 荘厳に、しかし非常に穏やかに[3つ(4つ)の主題によるフーガ]
【演奏】
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
【録音】
2019年6月5日、ケルン、WDR放送、クライナー・ゼンデザール
ラインハルト・フェーベル(1952-):
J.S.バッハの「フーガの技法」による、2台のピアノのための18の練習曲 ※世界初録音
<CD1>
1. 練習曲第1番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 1:単一主題による4声のフーガ]
2. 練習曲第2番 非常に速く[コントラプンクトゥス 2:単一主題による4声のフーガ]
3. 練習曲第3番 軽く漂うように、ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 3:主題の反行形による4声のフーガ]
4. 練習曲第4番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 4:主題の反行形による4声のフーガ]
5. 練習曲第5番 ゆっくりと[コントラプンクトゥス 5]
6. 練習曲第6番 ゆっくりと[コントラプンクトゥス 6 :主題の縮小を含む、フランス風の4声のフーガ]
7. 練習曲第7番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 7:主題の拡大および縮小を含む4声のフーガ]
8. 練習曲第8番 ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 8 ]
9. 練習曲第9番 非常に速く[コントラプンクトゥス 9:12度の転回対位法による2重フーガ]
10. 練習曲第10番 速く[コントラプンクトゥス 10:10度の転回対位法による2重フーガ]
11. 練習曲第11番 可能な限りのプレスティッシモで[コントラプンクトゥス11:4声の3重フーガ]
<CD2>
12. 練習曲第12番 ゆっくりと[コントラプンクトゥス 12:4声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
13. 練習曲第12番a ゆっくり過ぎず[コントラプンクトゥス 12:4声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
14. 練習曲第13番 可能な限りのプレスティッシモで[コントラプンクトゥス 13:3声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
15. 練習曲第13番a 速く[コントラプンクトゥス13:3声の鏡像フーガ(正立形および倒立形)]
16. 練習曲第14番 ゆっくり過ぎず[反行形の拡大による2声のカノン]
17. 練習曲第15番 速く[2声部のオクターヴ・カノン]
18. 練習曲第16番 速過ぎず[2声部の3度の転回対位法による10度のカノン]
19. 練習曲第17番 速く、激しく[2声部の5度の転回対位法による12度のカノン]
20. 練習曲第18番 荘厳に、しかし非常に穏やかに[3つ(4つ)の主題によるフーガ]
【演奏】
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
【録音】
2019年6月5日、ケルン、WDR放送、クライナー・ゼンデザール
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1.[CD]
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1.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 1: Nicht zu langsam (Contrapunctus 1)
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2.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 2: Sehr schnell (Contrapunctus 2)
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3.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 3: Leicht schwebend, nicht zu langsam (Contrapunctus 3)
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4.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 4: Nicht zu langsam (Contrapunctus 4)
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5.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 5: Langsam (Contrapunctus 5)
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6.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 6: Langsam (Contrapunctus 6 per Diminutionem in Stylo Francese)
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7.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 7: Nicht zu schnell (Contrapunctus 7 per Augmentationem et Diminutionem)
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8.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 8: Nicht zu langsam (Contrapunctus 8)
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9.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 9: Sehr schnell (Contrapunctus 9 alla Duodecima)
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10.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 10: Schnell (Contrapunctus 10 alla Decima)
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11.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 11: Prestissimo possibile (Contrapunctus 11)
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2.[CD]
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1.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 12: Langsam (Contrapunctus 12 Rectus+lnversus)
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2.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 12a: Nicht zu langsam (Contrapunctus 12 Rectus+lnversus)
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3.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 13: Prestissimo possibile (Contrapunctus 13 Rectus+lnversus)
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4.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 13a: Schnell (Contrapunctus 13 Rectus+lnversus)
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5.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 14: Nicht zu langsam (Canon in Hypodiatesseron per Augmentationem in Contrario Motu)
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6.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 15: Schnell (Canon in Hypodiapason - Canon alla Ottava)
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7.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 16: Nicht zu schnell (Canon alla Decima. Contrapunto alla Terza)
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8.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 17: Presto feroce (Canon alla Duodecima in Contrapunto alla Quinta)
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9.18 Studies for 2 Pianos bassed on Bach's The Art of the Fugue~Study 18: Maestoso, ma molto calmo (Fuga a 3 (4) Soggetti)
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