フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
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発売日 |
2012年09月19日 |
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規格品番 |
VICL-63879 |
レーベル |
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SKU |
4988002617685 |
時代と共に喜び、悲しみと共に歩む。くるり史上最多の19曲収録!メンバー吉田省念(Gt)とファンファン(Tp)と共に生み出した濃厚すぎる音のるつぼ。瞬間を閉じ込めたかのように新鮮、ワクワクさせてくれる熱量、「進め」という言葉に心をぐっと掴まれる!1秒たりとも聴き逃せない、この時代に生み出されるべく生み出された10枚目のアルバム!
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:12:26
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1.[CD]
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ギターとチェロを弾く吉田省念、ホーンを一手に引き受けるファンファンの加入で従来のフォーマットを超えた通算10作目(ドラムはあらきゆうこ)。19曲72分のヴォリュームで、豪快なパワー・ポップからフォーク、ラテン歌謡、中華メロディーのバラード、4つ打ち、サイケ・ロックなど何でもアリ。曲調と音響のヴァリエーションが掛け算で増幅する娯楽大作で、岸田繁以外の3人が1曲ずつ味のあるリード・ヴォーカルを聴かせるのも楽しい。が、歌詞には全編通して〈3.11〉以降のメンタリティーが色濃く流れ、言葉を辿って聴き直すと重い感動が押し寄せてくる作品でもある。ラスト曲“glory days”では“ばらの花”のフレーズを引用し、いつになく感情を振り絞って歌う岸田の声が長く深く胸に残る。
bounce (C)宮本英夫タワーレコード (vol.348(2012年9月25日発行号)掲載)
震災後、原発事故後初のアルバム。当然あらゆる部分で示唆的。図鑑以来のヴォリュームであらゆるものを放出したような圧倒的な情報量。バンドが成熟しつつある時の厚みのある実験精神に、アンサンブルも分厚い。大団円のグローリーデイズには、フィールザセイムリプライズ、ばらの花、ロックンロール、東京、そら号泣ですわ。それと途中で差し込まれる省念の歌がまた沁みるんですよ。