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在庫ありフォーマット | HQCD |
発売日 | 2013年09月25日 |
国内/輸入 | 国内 |
レーベル | Victor Entertainment |
構成数 | 1 |
パッケージ仕様 | 紙ジャケット |
規格品番 | VICP-75111 |
SKU | 4988002656295 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:37:34
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先行シングルでもある実質的なタイトル曲の「風のシルエット」がラジオから流れた当時、不覚にも黒人のニュー・フェイスを疑わなかった。曲調や歌唱法だけではない。スマートでエレガントなベース・ラインや、コンダクターのように歌に寄り添うブラス、仄かに揺らぐキーボードの音色といったアレンジも、極上のR&Bのテイストそのものだったからだ。
途中EW&Fっぽいインタールードやハミングだけの洒落たナンバーを織り交ぜた振れ幅の広い楽曲群にあって、アルバムの一番の聴かせどころとして絶賛したいのが冒頭の「スペシャル・トゥ・ミー」だ。入りはボズ・スキャッグスの「スティル・フォーリング・フォー・ユー」よりもギアを踏み込んでいる。タイトなリズムとウェットな旋律が絶妙にブレンドされていて、心地よいグルーヴ感を加速させながら、ミドル・オブ・ザ・ロードを一気に駆け抜けて行く。ストリングスとホーン隊のコラボレーションも息が合っているし、とにかく、すべてが自分にとって”特別”なのだ。
余談だが、大らかな佳曲「キャント・セイ・グッドバイ」は、後にジム・フォトグロがリリースした「フール・イン・ラヴ・ウィズ・ユー」を想わせる。もちろん、フォトグロはこの曲を焼き直したわけではないが、伸びのあるサックスがミディアムな曲調に合っていて、良質のポップ・ソングに仕上げられている。