クラウド・ナッシングスの2年ぶり(2014年時)となるサード・アルバム。敏腕プロデューサー、ジョン・コングルトンを迎え制作。ソリッドで攻撃的、泣きメロ満載で、3人組ということすら忘れてしまう程、前作顔負けのオルタナ・サウンドが全編で炸裂!フロントマン、ディラン・バルディのやさぐれヴォーカルと掻き鳴らされるギターに世界中がノックアウトされる一枚。 (C)RS
JMD(2014/02/06)
クラウド・ナッシングスが2年振りとなる3rdアルバムをリリース!グラミー賞ノミネートの敏腕プロデューサー、ジョン・コングルトン(デヴィッド・バーン、セイント・ヴィンセント他)を迎え制作された本作は、ソリッドで攻撃的、泣きメロ満載で3人組ということすら忘れてしまう程、前作顔負けのオルタナ・サウンドが全編で炸裂する!前作リリース後18ヶ月を費やし様々な国で作曲された本作はダラスにある自身のスタジオをミックスを施した。80年代のハードコアや90年代のオルタナから影響を受けるフロントマン、ディランのやさぐれヴォーカルと掻き鳴らされるギターに世界中が確実にノックアウトされる!12年に発表した前作『アタック・オン・メモリー』でプロデューサーにスティーヴ・アルビニを起用し、それまでのローファイ・ポップ路線から、攻撃的なオルタナ・サウンドへと進化させることに成功。国内外の年間ベスト・アルバムにも選出され作品として高く評価された。
発売・販売元 提供資料(2014/01/29)
ディラン・バルディのソロ・プロジェクトから3人組のバンドに生まれ変わったことをダメ押しで印象付ける、2年ぶりの新作。持ち前のポップなメロディーが浮かび上がる曲やポスト・ロックに近いナンバーもあるものの、彼らがここで脇目も振らずに追求しているのは、バズコックスの疾走感とカート・コバーンの心の叫び。焦燥と鬱屈がヒリヒリした痛みとなって耳に突き刺さる。痛い。でも、痛快。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.365(2014年3月25日発行号)掲載)