フォーマット |
CD |
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構成数 |
3 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2014年05月07日 |
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規格品番 |
PROC-1416 |
レーベル |
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SKU |
4988005820129 |
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(一部。ブックレット中にも採用)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192khz/24bit)音源をCDマスターに使用
※解説:松原孝氏、大木正純氏、遠藤勝彦氏
同時期のベートーヴェン:交響曲集と並ぶドラティ渾身のブラームス。Vol.1のラインナップに加わっているベートーヴェンの交響曲集(3,5-7番、序曲集。PROC1413)に対する解釈の延長線上であり、全曲通して一貫した解釈を聴くことができます。
当時ロマン派の極みとして、一部を除いて歴代の名指揮者達が演奏してきたブラームスのスタイルとは一線を画す、当時では画期的な録音と言えるでしょう。虚飾を排したそのスタイルは、むしろシューリヒトに通じるものがあるかも知れませんが、ドラティは曲により感興も加え演奏していること、そしてMERCURYレーベル特有の録音の良さも加わったことで、当時それまではあまり聴くことが出来なかったある意味ブラームスのリアルさが伝わった演奏と言えます。古典的なスタイルを根底に、ロマンの残香も感じさせる魅力的な演奏です。
交響曲に加え、別盤で発売されていた同時期のハンガリー舞曲集よりとハイドン変奏曲を加え、新たなカップリングとしました。尚、ハンガリー舞曲は全21曲のうち16曲のセレクトで、番号通りの演奏ではなく5番から始まる変則的な収録順となっています。交響曲は、限定盤として発売された1996年以来の再発。ベートーヴェンは後にDGに全曲を入れていますが、ブラームスの交響曲全集はこの録音のみ残されました。その意味でもドラティの重要な盤に違いありません。待望の再発。優秀録音。
構成数 | 3枚
ヨハネス・ブラームス:
<DISC1>
1. 交響曲第1番 ハ短調 作品68
2. 交響曲第3番 ヘ長調 作品90
<DISC2>
3. 交響曲第2番 ニ長調 作品73
4. 交響曲第4番 ホ短調 作品98
<DISC3>
5. ハンガリー舞曲集より(全16曲)
6. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
【演奏】
ロンドン交響楽団(1,2,4-6)
ミネアポリス交響楽団(3)
アンタル・ドラティ(指揮)
【録音】
1957年7月(5,6の1-7曲目まで)、1959年6月(1)、1963年7月(2,4)、1965年7月(6の8-16曲目まで) ワトフォード
1957年12月(3) ミネアポリス
(全ステレオ録音)
【原盤】
MERCURY
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
分厚くザックリした食感で歯応え充分の弦、程よく脂がのった金管、ちょっとピリ辛の木管、そして要所で打ち込まれる低弦ピツィカートや大太鼓が胃の腑にズシンと響く。ステレオ初期にこんな美味しいブラームス交響曲全集が録音されていたとは!!!
第1番などは同年録音の、あの名盤カール・ベーム指揮ベルリン・フィルにも負けない秀演だと思う。ベームがこの時、第1番しか録音しなかったのは残念だった。なぜなら、後年のウィーン・フィルとの全集録音はちょっと和やかというか、ユルくて、この時の緊張感に不足する。でも、そんな不満なんか一気に雲散霧消させてくれるのが、アンタル・ドラティとLSOによる、この快演なのだ、と個人的には断言したい。
虚飾を廃した淡々とした語り口ながら、揺るぎないテンポでブラームスのロマンがにじみ出る。時間的な早さを全く感じさせないドラティの構成力とオケの統率力は見事。聴き込むほどに味わい深さが増してくる。2番のミネアポリス管もドラティに応えて健闘している。当時の録音も素晴らしい。
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