フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
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発売日 |
2016年11月23日 |
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規格品番 |
COGQ-97 |
レーベル |
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SKU |
4549767008189 |
反田恭平神話、第二章。CI&MG2の最重要クラシック・アーティスト、ピアニスト反田恭平。2015年、アルバム「リスト」で鮮烈なデビューを果たし、日本のクラシック界の台風の目となっているこの若き俊英が、2枚目のアルバムとして世に送るのは待望のコンチェルト。チャイコフスキーとならびコンチェルトの花形として人気を誇るラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だ。海飛び越え才能を花開かせるこの大器にふさわしい伴奏として脇を固めるのは、同じくコロムビアが定期的にリリースを展開しているイタリア出身の天才指揮者バッティストーニ。イタリア一の名門オーケストラであるRAI国立交響楽団とともに、イタリア・トリノにてセッション録音を敢行。名門RAIオケの、一音聴いただけでそれとわかるような特徴的な響きは、いまのインターナショナルかつグローバルな世界のオケにあって、唯一無二のサウンドを奏でる真にグローカルなサウンドがまことに印象的。それをドライブさせるバッティストーニの驚くべきコントロール力と、反田の抑制と爆発が驚くべきバランス感覚ではかられたピアノが並走し、真に21世紀の終わりまで語り継がれるであろう新たな名盤が誕生しました。カップリングには、昨年2015年9月に録音されたバッティストーニ&反田&東京フィルによる、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」を収録。ライナーノーツは日英伊の三か国語で構成するインターナショナル・リリース仕様。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:01:00
1.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
2.ラフマニノフ:ピアノとオーケストラのための「パガニーニの主題による狂詩曲」*
【演奏】
反田恭平(pf)、アンドレア・バッティストーニ(cond)
RAI国立交響楽団 東京フィルハーモニー交響楽団*
【録音】
2016年7月7日、Auditrium(トリノ)
2015年9月11日、東京オペラシティ・コンサートホール(ライヴ)
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1.[SACDハイブリッド]
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4.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 序奏 : Allegro vivace00:00:08
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5.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第1変奏 : (Precedente)00:00:19
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6.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 主題 : L'istesso tempo00:00:18
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7.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第2変奏 : L'istesso tempo00:00:18
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8.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第3変奏 : L'istesso tempo00:00:24
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9.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第4変奏 : Piu vivo00:00:28
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10.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第5変奏 : Tempo precedente00:00:28
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13.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第8変奏 : Tempo I00:00:32
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14.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第9変奏 : L'istesso tempo00:00:31
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18.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第13変奏 : Allegro00:00:27
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19.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第14変奏 : L'istesso tempo00:00:43
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24.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第19変奏 : A tempo vivace00:00:26
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25.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第20変奏 : Un poco Piu vivo00:00:34
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26.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第21変奏 : Un poco Piu vivo00:00:24
反田恭平の演奏には、このCDで初めて触れました。3度聴いてから、アシュケナージ・ハイティンク盤、リヒテル・ヴィスロツキ盤、ルビンシテイン・オーマンディ盤、ワイセンベルク・カラヤン盤を聴きました。結論は、反田とオケの性格が上手く噛み合っていないのではないかということ。ピアノとオケの関係性は、リヒテルはピアノが主、ワイセンベルクはオケが主、と不均衡が明瞭。しかし、従があくまで主の引き立て役に徹しているから、不均衡は一つの個性と受け取れます。一方、反田とオケは、どうでしょうか。奔放自在で、しっかりした音のピアノに対し、オケは芯が弱くて歌も薄いように思えます。だから、反田も、両曲とも、後半になると出足の勢いが弱まっているように聴こえるのです。バッティストーニとラフマニノフの相性の問題もありましょうか?いずれにせよ、私には、この点が、星1つマイナスせざるを得ない理由。ただ、聴いて損はないと思うので、マイナス1に止めたしだい。
2月の岡山でのコンサートを聴いて反田恭平さんのファンになりました。日本を代表するピアニストです。指にチカラコブがあると指揮者の佐渡さんが言ってました。情熱的かつ繊細な表現はほんとにすばらしいと思います。