フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
デジパック |
発売日 |
2017年03月01日 |
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規格品番 |
KSCL-2874 |
レーベル |
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SKU |
4547366293609 |
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 00:58:56
2016年3月9日にZepp Tokyoで行われたライブ「お母さん、僕たち映画になったよ。」本編がノーカットで収録
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1.[CD]
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2.[DVD]
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1.Hello! Mr.Monkey Magic Orchestra00:04:33
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2.Fallin' Down00:04:44
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3.Missing Beatz00:04:06
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4.Shameful00:04:09
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5.新幹線00:06:23
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6.Eine Kleine Melodie00:05:09
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7.Baby's on Fire00:04:12
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8.スコーピオン200100:05:31
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9.Barong Dance00:05:48
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10.あすなろサンシャイン00:04:53
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11.カメライフ00:03:59
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12.TKO Tekno Queen00:03:19
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13.Fake it!00:04:08
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14.Love Domination00:04:52
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15.FLASHBACK DISCO00:05:34
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16.ジャンボタニシ00:05:22
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17.N.O.00:04:33
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18.かっこいいジャンパー00:07:18
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30年近くも活動を続けているとマンネリ化しそうなものだけど、やはりこの2人は底が知れない。むろん今回のニュー・アルバムも70~80年代のエレクトロ・ディスコやテクノ・ポップ愛がそこかしこに噴出していて、その意味で近作と大きな違いはないが、この弛緩ぶりは何だ!? KenKenのチョッパー・ベースが牽引する"人間大統領"のように押しの強い曲もあるが、全体に通底するのは先行シングル"Fallin' Down"で到達した〈タテもヨコも無い/上下すらない〉境地。トミタ栞の無感情な声がいい塩梅なぬるま湯アシッド"プエルトリコのひとりっ子"、アフロ・テイストのバレアリックな表題曲、ズブズブの酔いどレゲエ"いつもそばにいるよ"など、思考/志向を放棄したような緩さとナンセンスな歌詞が解脱へと導いてくれる。夏木マリとスパニッシュ・ギターを絡めたデカダン・ポップス"ヴィーナスの丘"に至ってはいわゆる〈電気らしさ〉でさえ喪失しており、最先端ではないけど新しさを感じさせるすごい一枚。
bounce (C)北野創タワーレコード (vol.400(2017年2月25日発行号)掲載)