フランスの人気レーベルROCHE MUSIQUEの総帥、 FKJ待望のフルアルバムがリリース!2LP!
日本ではあのPUNPEEもその才能にほれ込むなど、ワールドワイドにみていま最もHOTなDJ/プロデューサーのFKJ。生のギターを使用し、一聴して彼とわかるチルでレイドバックしたサウンドは常にCOOL。フレンチハウス界に君臨しながら、ヒップホップ界隈までも巻き込むまさに時代の寵児!
今作では初期の活動ネーム、そしてFKJを正した意味でもある「French Kiwi Juice」をアルバムタイトルに持ってきたところがニクい。さらに彼のFKJとしての活動の原点ともいえるLying Togetherをtr.10に収録。Interludeまで用意していることから曲への想いの深さが伺えます!このほか既存曲も交えて全体としてみてもFKJ印のレイドバックしたJazzy Grooveがサク裂、捨て曲なしのクラシックアルバムの誕生です。
発売・販売元 提供資料(2023/01/27)
セイヴ・マネーのトウキオがジャックした"Lying Together"(2013年)を聴いたことのある人も多いか。その名が示唆するようにニュージーランド系の血を引くパリのクリエイター、FKJ。鍵盤やサックスなど自身の楽器演奏を素材にメロウなビート構築を見せ、数年前からSoundCloudで高評価を得てきた彼が、より洗練された手つきで初のアルバムを完成させた。ここにも収録の"Lying Together"はテルマ・ヒューストン"Don't Leave Me This Way"の切り貼りに〈ヴォーカル〉を委ねていたが、今回はFKJ自身の歌がほぼ全編を牽引。柔和な意匠と繊細な歌い口で滑らかに紡がれる優美なベッドルーム・サウンドは、不思議な室内感と開放感を兼備していて、控えめに言っても作業用BGMでは終わらない上質盤。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.401(2017年3月25日発行号)掲載)