フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2017年10月11日 |
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規格品番 |
PROC-2078 |
レーベル |
|
SKU |
4988031240083 |
※ 限定盤。世界初SA-CD化
※ SA-CDハイブリッド盤
※ 2017年最新マスタリング音源使用(独Emil Berliner Studiosにて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから 192kHz/24bit でデジタル変換した WAVデータをマスタリングし SA-CD層用にDSD変換。
アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 通常ジュエルパッケージ仕様
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ 解説:広瀬大介氏(新規序文解説)他、解説書合計8ページ
1979年のライヴを世界初SA-CD化。オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリング
カール・ベームとシューベルトとの結び付きは強く、モーツァルトやベートーヴェン、ブラームス、そしてR.シュトラウスと並んで生涯にわたり取り上げ続けた作曲家でした。音源もステレオ期の正規録音ではベルリン・フィルとの交響曲全集やウィーン・フィルとの一部の曲(さらに75年の来日時のライヴも)の後、最晩年のこの1979年収録の「グレイト」のライヴが、ベームにとっては最後のシューベルト録音となりました。「グレイト」自体としても別のオケでのリハーサル風景も残されており、その執拗なまでの拘りはベームの音楽に対する姿勢が如実に現れたかのようで、大変興味深いシーンとなっていました。
ベーム84歳時のこの録音は1日のライヴが収録されており、急遽リリースされたと思われます。この演奏はベームの死後に追悼盤として、ウィーン・フィルとのデジタル録音の第九(PROC1992で発売中)と共に日本では81年の12月に発売されました。ベームのDGの「グレイト」のなかではもっとも演奏時間が短く、壮年期のライヴを彷彿させるかのように熱く、推進力に満ちた演奏となっているのが特徴です。戦前から縁の深いドレスデン・シュターツカペレとの演奏であるということも、この演奏効果に繋がっていると思われます。この盤はCD時代に何度か国内盤では再発されていましたが、輸入盤の発売頻度はなぜか低い状況でした。アナログ録音末期のこの音源はSA-CDでの復刻に最適で、ライヴであることにより会場の雰囲気や、ベームとオケが一体となった高揚感、また鋭い指揮振りがより間近で感じられるようになりました。年齢を感じさせない、ベーム最晩年の渾身のライヴを2017年最新の復刻でお楽しみください。
この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も2017年最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。
このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、広瀬大介氏による新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第7弾は、計3タイトルを発売いたします。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:50:07
フランツ・シューベルト:交響曲 第9番 ハ長調 D944《ザ・グレイト》
【演奏】
シュターツカペレ・ドレスデン
カール・ベーム(指揮)
【録音】
1979年1月12日 ドレスデン、クルトゥーアパラスト〈ライヴ〉
【原盤】
Deutsche Grammophon
ベームのシューベルトグレイトは、ベルリンとの全集、ウィーンとのNHKライブ、そしてこのドレスデンライブが残っています。どれも甲乙付けがたい名盤。タワーさんには是非ともNHKライブをSACD化して欲しいです。
ベーム最晩年の録音ですが、ライブということもあってか、集中力も高く覇気に満ちて、とても力強く素晴らしい演奏です。SACD層の広がりあるサウンドは、オケ独特の音色と力感溢れる空気をよく伝えてくれていると思います。
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