孤高のアンサンブル。澤クヮルテット渾身のシューベルト。

日本を代表するヴァイオリニストとして、また東京藝術大学学長など教育者としても第一人者として活躍する澤和樹が長年率いる澤クヮルテットの久々のCDが登場です。今作では、弦楽四重奏曲の王道中の王道、シューベルトの2曲を収録。ロマンティシズムに満ち、シューベルトの精神が細部にまで宿る傑作「ロザムンデ」と「死と乙女」です。澤クヮルテットは長年育んできた見事なアンサンブルと統一された音色感で、緊張感ある高貴な世界を表現していきます。シューベルトが織り成す美しいメロディと崇高で比類なき世界観。孤高の弦楽四重奏団、澤クヮルテットでお楽しみ下さい。

＜澤クヮルテット＞
1990年11月に結成され,91年春のコンサート・ツアーでセンセーショナルなデビューを飾った。春、秋のツアーを中心に充実した活動を展開。92年、93年、95年、97年には20世紀最高の弦楽四重奏団のひとつ、アマデウス弦楽四重奏団メンバーとの共演による"アンサンブル・アマデウス"演奏会で好評を博した他、94年、97年、99年には国際交流基金の助成を受けてドイツ・オーストリア・イギリスへの演奏旅行を行い、大成功を収めた。96年より長岡リリックホールのアソシエート・アンサンブルとして、また97年からは豊田市コンサートホールでの室内楽シリーズのホスト役を務めるなど、内外の一流アーティストとの共演も多い。「イサン・ユン最後の室内楽」(カメラータ・トウキョウ)、「我が生涯(スメタナ)、アメリカ(ドヴォルザーク)」(ナミ・レコード)などのCD録音でも高い評価を得ている。2000/2001年のシーズンには結成10周年を機にベートーヴェンの弦楽四重奏全曲チクルス(全6回)に取り組み、好評を博した。また豊田市ジュニアオーケストラや長岡のアンサンブル・リリックの指導や各地の音楽講習会を通じて青少年やアマチュア音楽家、若手演奏家の育成にも積極的である。
オクタヴィア・レコード

発売・販売元 提供資料 （2017/11/30）