世界的音楽家 坂本龍一に2012年から5年間の密着取材によって実現した、初の劇場版ドキュメンタリー映画。

◆坂本龍一、初の劇場版ドキュメンタリー。ベネチア国際映画祭、東京国際映画祭、報知映画賞特別賞で大絶賛!
1985年の『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』(TV映画・フランス製作)以来、実に32年ぶりとなる長編ドキュメンタリー。第74回ベネチア映画祭＜アウト・オブ・コンペティション＞部門で出品されたことを皮切りに、東京国際映画祭ではSAMURAI賞受賞、報知映画賞特別賞(監督)を受賞するなど国内外で絶賛された。

◆5年間の密着撮影を通して、インタビュー、初公開のプライベート映像、過去のアーカイヴ映像と共に、YMOの時代から映画音楽作曲家としての成功、近年の社会・環境問題、闘病生活まですべてをさらけ出す!
2012年から5年間の長期間にわたる、本人への密着取材によって実現。充実したアーカイヴ映像と、初公開のプライベート映像、坂本自身が語る貴重な過去のエピソードも映画を彩る。YMO時代のライブ映像、『戦場のメリークリスマス』『ラスト・エンペラー』の映像や当時の楽曲制作の貴重なエピソードが満載。2014年7月に中喉頭がんを公表、1年に及ぶ闘病生活を経て、第88回アカデミー賞を3部門受賞した『レヴェナント:蘇えりし者』と、『母と暮らせば』の音楽で復帰した。そして、その後新しいアルバム制作に取り掛かる―。

◆2017年3月にリリースされた8年ぶりのオリジナルアルバム「async」の制作過程にも密着。
ガンがわかった年にアルバムを作る予定で構想を練っていたのだが、そのアイディアをすべて捨ててゼロからスタートする。NYの自宅スタジオなどで行われた楽曲制作の様子や、森の中、雨の音、北極圏まで、新たな音を作る姿を追う。