フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2018年08月31日 |
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規格品番 |
C936182DR |
レーベル |
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SKU |
4589538722692 |
サヴァリッシュがバイロイト音楽祭に登場したのは1957年。57年と58年は《トリスタンとイゾルデ》のみを振りましたが、1959年にはこれに加え、初めて《さまよえるオランダ人》を手掛け大好評を博しました。現在では1961年のステレオ・ライヴ録音(主演はグラインドル、シリヤ他)が広く知られていますが、この1959年盤は何といっても、サヴァリッシュの意欲的な指揮が生み出すダイナミックな音楽が聴きもの。アグレッシブなテンポが全体に緊張感をもたらすだけでなく、歌手たちも熱気あふれる歌唱を披露、とりわけゼンタを歌うリザネクは「私のゼンタは世界で最もスリムである」という彼女自身の言葉通り、研ぎ澄まされた感覚で役に対峙しています。オランダ人役はエレガントで魅力的な歌唱で定評のあったロンドン、1943年からバイロイトで歌っているベテラン、グラインドル、他、万全の布陣で臨んだ素晴らしい上演の記録です。
ナクソス・ジャパン
構成数 | 2枚
ワーグナー(1813-1883):歌劇《さまよえるオランダ人》
[CD1]
1.序曲
2-8.第1幕
[CD2]
1-9.第2幕
10-15.第3幕
【演奏】
ダーラント船長…ヨーゼフ・グラインドル(バス)
ゼンタ…レオニー・リザネク(ソプラノ)
エリック…フリッツ・ウール(テノール)
マリー…レス・フィッシャー(アルト)
舵手…ゲオルク・パスクーダ(テノール)
オランダ人…ジョージ・ロンドン(バリトン)
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
【録音】
1959年 8月5日 バイロイト音楽祭 ライヴ録音
バイロイト祝祭劇場 MONO
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1.[CD]
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2.[CD]
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当時33歳、才気煥発のサヴァリッシュがヴィーラントの招きでバイロイトに乗り込んだのが1957年。59年にはこの 『さまよえるオランダ人』を初指揮し、61年公演は名高いステレオ・ライヴで遺った。59年公演のバイエルン放送協会正規音源による今回の初CD化は、既出音源とは圧倒的に次元が異なることを見せつけて圧巻だ。モノながら非常に生々しい音質が、底から空間を制圧するようなバイロイト独特の音響をまざまざと想起させる。ピッツ統率の合唱無双ぶりが炸裂する《水夫の合唱》での底を打つような響き! ロンドンの名唱、若きサヴァリッシュが切り結ぶ鮮烈な音楽の奔流。ワグネリアン必携。
intoxicate (C)森山慶方タワーレコード (vol.135(2018年8月20日発行号)掲載)
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