今ではレア音源となった1stも素晴らしい名作で、それがライトにサラッと聴ける1枚だとしたら、この2ndはズッシリ、そして意義深い重みのある名盤といった印象です。ソングライティングの方法、バンマスとしての指揮法を更新し、自身の声を楽器として配置するという編曲においてのメタ視点。怖いくらい理論的にこなされている部分と、ハートフルな歌心が不思議と共存している、そんな中村さんの魅力が詰まった1枚でした。

友達がライブが良かったと言ってたので聴いてみたら、いいですね。歌声、歌い方が独特で癖になります。色々なテイストの曲が収録されていて、どれもいい感じですね。ライブ行きたくなりました。「GUM」が気に入ってます。

一瞬で世界観に引き込まれる。1曲目から2曲目の流れが最高にクール！天才が作る音楽って感じ。

毎年のように本物現れると言う文字を見かけるが彼女は間違いなく本物であり、真のアーティストだ。一度彼女が声を発すれば聴く者全てを幸せな気持ちにさせる。音楽という文字そのもの音を心から楽しんでいる事が伝わってくる。年齢や性別なんて無関係、誰しもが彼女の虜になるだろう。

カラフルなバンドサウンドに圧倒的な歌声が響く、シンガー・ソングライター中村佳穂の2作目。感情とともに震える生々しい声、吐息、リズム。音を耳にした時、一瞬にしてその場を彼女色に染め上げてしまう才能はまさに白眉モノ。

リズムパターンが複雑に変化しつつも、何よりも自由に開放的に歌が降り注ぐ“きっとね”を始め、音楽が歌手に乗り移る奇跡、その素晴らしい衝撃が余韻を残す傑作！

折坂悠太と並んで2010年代の終盤にブレイクした凄い「歌」の持ち主、中村佳穂の2ndアルバム。言葉をメロディーに乗せるときの独特なリズム感や声の震えまで完璧にコントロールされているかのように感じる歌唱技術に驚愕すると同時に、そうした歌唱技術が感情に由来する必然的なものだと感じさせるソウルパワーが凄い！時代を超えて聴き継がれるべき一枚！

リズムへの言葉の乗せ方が独特で心地いい！AppleのCMで話題の「アイアム主人公」は９曲目に収録。音作りにはもちろん、CDパッケージにも拘りを感じました。音を楽しむという事を最大限に体現している彼女の唯一無二のパフォーマンスには毎回感動。まさに「音楽に愛された女」！