フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
デジパック |
発売日 |
2018年10月10日 |
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規格品番 |
TDSA-85 |
レーベル |
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SKU |
4997184990745 |
※新宿店開店20周年記念企画。新宿店先行販売品
※SACDハイブリッド盤、限定盤、デジパック仕様
※世界初SACD化
※作品詳細解説、歌詞対訳付。特別仕様
※2018年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:高崎保男氏他、解説書合計88ページ
ムーティ初のオペラ全曲盤として1974年に収録された旧EMIの名盤を世界初SACD化。全編を通して躍動感に溢れ、生命力を感じさせるこの盤は「アイーダ」の最高の録音のひとつです。絶頂期の豪華キャストと優秀な合唱と共に、若き日のムーティが情熱と推進力を持って完成させた正統的オペラ録音として、未だに高い評価を得ています。その演奏を時代の空気と共に閉じ込めた優秀録音を、現代の2018年最新復刻盤として蘇らせました。高崎保男氏による詳細解説も今回復活掲載(解説書は作品解説&対訳含め88 ページ)。歌詞対訳付、特別仕様でのリリースです。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。永久保存盤です。尚、今回の復刻では従来の国内盤CD発売時と同様に、2枚組での収録で発売いたします。
「アイーダ」はムーティ初のオペラ録音ということと、当時の絶頂期の歌手を起用したことでも話題となりました。その後のヴェルディ含むムーティの多くのオペラ録音の出発点となった重要な音源です。録音的にも1974年段階で旧EMIレーベルのオペラ録音はほぼ完成に達しており、声を重視したオペラ本来の収録方法が踏襲されています。この録音は、当時のこの収録に臨む各奏者や声楽陣、そして制作者達をも含む、全員の意気込みと心地よい緊張感が伝わってくるほどの情報力の多い音が収められています。もちろん従来も感じることができましたが、今回の復刻では、マスターテープの状態が非常に良かったこともあり、当時の雰囲気をより如実に感じられるでしょう。空気感や、各声部の倍音や定位も空間の中にきれいに再現されていますので、まさにこの作品を心まで楽しむ要素が満載です。
今回の復刻に際しては、1990年の国内盤再発時に掲載されました、高崎保男氏による充実した解説をそのまま掲載いたしました。氏は昨年(2017年)12月に他界されましたが、日本におけるオペラ評論の第一人者であり続けました。今回の「アイーダ」でも、盤の完成度の高さをそのまま受け継ぐかのような愛情溢れる作品解説&演奏解説を行っており、今回の復刻ではあえて全文を再掲載させていただきました。ある意味"熱気"をも感じさせる氏の文章をご堪能ください。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回の「新宿店開店20周年記念」Definition Series第18弾は、計2タイトルを発売いたします。
構成数 | 2枚
エディション | Remaster
ジュゼッペ・ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲
<DISC1>
第1幕、第2幕(途中まで)
<DISC2>
第2幕(途中から)、第3幕、第4幕
【演奏】
アイーダ:モンセラ・カバリエ(ソプラノ)、
ラダメス:プラシド・ドミンゴ(テノール)、
アムネリス:フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)、
ランフィス:ニコライ・ギャウロフ(バス)、
アモナスロ:ピエロ・カプッチッリ(バリトン)、
エジプト王:ルイジ・ローニ(バリトン)、
使者:ニコラ・マルティヌッチ(テノール)、
巫女の長:エステル・カサス(ソプラノ)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団(合唱指揮:ダグラス・ロビンソン)、
王立軍学校のトランペッター達
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
【録音】
1974年7月2-9 & 11日 ウェルサムストウ、アッセンブリー・ホール、ロンドン
Producer : John Mordler、 Balance Engineer : Stuart Eltham
【原盤】
Warner Classics(旧EMI音源)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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リッカルド・ムーティが輝かしい才能と情熱を引っさげ、1974年当時32歳にして初めて録音したオペラがこの『アイーダ』。カバリエの絶頂期の美声が堪能できるし、伝説的な'72年スカラ座のミュンヘン引越し公演キャストを揃え、情熱たぎるドミンゴ、濃厚貫禄のコッソット、低声無双のギャウロフ、カプッチッリを配した、書くだけでも判る当代最強の布陣。例えばムーティが繰り出す妥協のない急迫畳み掛けから「勝ちて帰れ」と歓呼しアイーダの名アリアへと移る場面など、今回のSACD化により、滑らかで強烈・鮮烈なソノリティの一切を堪能できるという至福はまさしく筆舌に尽くせない!
intoxicate (C)森山慶方タワーレコード (vol.136(2018年10月10日発行号)掲載)
これは素晴らしい。アイーダという曲は余り好きではなかったが、この盤を聴いて夢中になりました。まず、ムーティの指揮が凄い。あらゆるムーティのCD中でも最高傑作ではなかろうか。そして、音質が抜群に良い。限定盤のようなので、これは購入しないと後悔する。マストバイです。
若き日のムーティの金字塔です。生命力溢れる迫力にただただ圧倒されます。若き日のカバリエも又、いいですよ👍買いですね!