USインディーシーンの最重要バンド3年ぶり新作、<4AD>よりリリース。
今やレーベルの顔とも言える米アトランタ出身の4人組ロックバンド、ディアハンターが、3年振り8枚目となるアルバムをリリース。彼らの15年間のキャリアの中でも類を見ないほど予測不可能でスリルに満ちたアルバム、彼らが更なる高みに達したであろう最高傑作と言える内容に。プロデュースは、ディアハンターに加えて、SSWのケイト・ル・ボンやアニマル・コレクティヴを手がけたベン・H・アレンIII、前作にも携わったベン・エッターが手がけている。
(C)八王子店:東 俊治
タワーレコード(2019/01/25)
4ADの遺伝子を受け継ぎつつ、現在のシーンを鋭く反映するブラッドフォード・コックスを中心とするUSインディー・シーンの最重要バンド、ディアハンターが『Fading Frontier』(15年作)以来の新作を〈4AD〉よりリリース!シューゲイザーやドリームポップを軸に60'sサイケ、クラウト・ロックからオルタナ、テクノ、さらにはブルースといった幅広いジャンルの要素を含みつつ、内省的なグルーヴに昇華していく美しい比類なきサウンドで今やレーベルを代表するバンドと位置付けられる彼等。約3年ぶりにリリースされる本作は、ウェールズ出身のシンガー・ソングライター、ケイト・ル・ボン、ナールズ・バークレイやアニマル・コレクティヴを手がけたベン・H・アレン、そして前作にも携わったベン・エッターがプロデユースに加わり、バンドの15年間のキャリアの中でも類を見ないほどスリル満点で予測不可能、彼らが更なる高みに到達したことを示す最高傑作と言える内容に完成。国内盤CDには、ボーナストラックを3曲追加収録し、解説と歌詞対訳が封入。
DIS
発売・販売元 提供資料(2018/11/20)
元メンバーの急死とリリースが重なってしまった本作は、〈自然環境の哀歌と有毒な水彩絵の具で描かれた風景画〉なるテーマが設けられている。自分たちの音楽をピュアな状態で届けることにこだわったそうで、ギターをアンプではなくミキシング・デスクに繋いで録音するなど、楽器そのものの鳴りを追求。シューゲイザー由来の人工的な郷愁感は後退したが、彼ららしい儚げなメロディーとサイケデリックなムードは健在。
bounce (C)小泉いな子
タワーレコード(vol.422(2019年1月25日発行号)掲載)