フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年04月19日 |
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規格品番 |
8709997405 |
レーベル |
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SKU |
787099974053 |
ミュンヘン・フィル自主制作録音盤、2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフとミュンヘン・フィルならではの重厚なパワーときらめくような優雅さ、美感をも引き出す練達のゲルギエフの熱血指揮に応えるべく、弦も管も打楽器ももてる最高のものを出し尽くした集中力と緊迫感によって、深く熱く濃密となったこの新コンビの音楽は非常に高い評価を得ています。前年に収録され発売済みの「交響曲第1&3番」では、「伝統的なブルックナー特有の神秘性や宗教性を抜けだし、素朴な美しさと推進力が融合された画期的な解釈」。また「教会の残響と各楽器が絶妙なバランスで、まったく混濁することのない録音」と演奏・録音の面でも高い評価を得ています。
この録音では、CPOやBISなどのレーベルで高い評価を受けるエンジニアStephan Reh氏が担当。マスタリングは、ECMの監修の下で新マスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が担当しています。
この『交響曲第2番』は、第1番の作曲から3年後の1869年に、ブルックナーは本来第2番とするつもりだったニ短調の交響曲を完成させています。しかし完成度に満足できなかったのかはわかりませんが、番号を付けずに封印してしまいます。これが現在「第0番」と呼ばれている作品です。しかし、1872年にあらためて「交響曲第2番ハ短調」を作曲。ブルックナーの交響曲中では、残念ながらあまり人気が高いとは言えない作品が、美しいメロディが次々に登場する魅力的な交響曲です。要所要所をしっかりと固め、メロディの引き継ぎを弦と管の意味深い組み立てによって一元化された演奏です。
ワーナーミュージック・ジャパン
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:55:28
ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調
【演奏】
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2018年9月24-25日、リンツ、聖フローリアン修道院でのライヴ
【演奏時間】17:50 - 14:04 - 06:56 - 16:38
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1.[CD]
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1.Symphony No. 2 in C minor WAB 102 / Symphonie Nr. 2 c-Moll~1. Moderato
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2.Symphony No. 2 in C minor WAB 102 / Symphonie Nr. 2 c-Moll~2. Andante
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3.Symphony No. 2 in C minor WAB 102 / Symphonie Nr. 2 c-Moll~3. Scherzo. Massig schnell - Trio. Gleiches Tempo
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4.Symphony No. 2 in C minor WAB 102 / Symphonie Nr. 2 c-Moll~4. Finale. Mehr schnell
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既にリリース済の第1、3番に続き、2018年9月の聖フローリアン修道院でのライヴが一挙に3曲(第2、8、9番)登場。ミュンヘン・フィル自主制作録音盤として、録音も含め今、最もホットなブルックナーが聴ける。ここでは第2番を取り上げるが、長い残響も味方し、オケの精緻な演奏をまとめ上げるゲルギエフの手腕が見事。推進力と抑揚のバランスの良さは特筆すべきで、芳醇な音色の中でパターン化しない表現は一聴に値する。本来美しい第2番が更に深化。混濁しない余韻は録音とマスタリングの優秀さを物語っている。第9番の振幅の大きい、深い表現も必聴。
intoxicate (C)北村晋タワーレコード (vol.139(2019年4月10日発行号)掲載)
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