フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年04月26日 |
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規格品番 |
TDSA-106 |
レーベル |
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SKU |
4997184103107 |
※SACDハイブリッド盤。世界初SACD化
※デジパック仕様
※2019年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:高木 正幸氏(新規解説)
2019年2月に89歳で亡くなったアンドレ・プレヴィン(1929.4.6-2019.2.28)はロシアものを得意としており、複数レーベルと多くの録音を残しました。今回の2つの作品は、旧EMIレーベルに残したプレヴィンのバレエ音楽と協奏曲以外のチャイコフスキー音源を集成。演奏の素晴らしさのみならず、オーディオファイルにも親しまれたプレヴィンらしい録音を追悼企画盤として制作しました。特にマンフレッド交響曲のLPは昔から名特音として良く知られていますが、輸入盤でも1度だけ出ただけで国内盤ではCD化されず、何と44年振りの国内盤復活となります。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。序文解説は日本のプレヴィン研究の第一人者、高木正幸氏による文章を掲載。氏のプレヴィンへの敬愛に満ちた解説は必見です。詳細は解説書を参照ください。
チャイコフスキーはプレヴィンが得意とした作曲家のひとりでした。3大バレエの録音は今でも名盤に名を連ね、多くのリスナーを魅了し続けています。しかし番号付きの交響曲の録音はこのコンビでは実現していません(第2番は68年にRCAに、第4,5番は後に他レーベルに録音)。今回復刻の作品は、両者がEMIに残したバレエ音楽と協奏曲以外のチャイコフスキー音源を集成したものです。「1812年」他の管弦楽曲もまた、名録音として知られており、CD時代においても何度か復刻されています。「マンフレッド交響曲」はそれまで録音があまりなかったこの作品に光を当てた名演として、またLPは優れた録音のオーディオファイル用としても昔から良く知られています。CD時代では1度だけ輸入盤のみでリリースされていましたが、この曲の素晴らしさをいち早く紹介したプレヴィンの手腕は見事で、特に「マンフレッド交響曲」は大編成のこの曲を縦横無尽に描き切っており、その凝縮度は計り知れない魅力です。これらの録音は「惑星」同様にビショップ&パーカーで、録音的にも聴きどころの多い演奏です。
(1/2)
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第21弾は、計2タイトルを発売いたします。
(2/2)
構成数 | 2枚
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:
<DISC1>
1. 序曲「1812年」 作品49、
2. スラヴ行進曲 作品31、
3. 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
<DISC4>
4. マンフレッド交響曲 作品58
【演奏】
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン(指揮)
【録音】
Recorded: 5/6.V.1972, Kingsway Hall(1-3)、 18/19.XII.1973, Abbey Road Studios(4)
【Original Recordings】
Producer: Christopher Bishop、 Engineer: Christopher Parker
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
このシリーズの大ファンです。このシリーズのおかげでプレヴィンの演奏に触れ、素晴らしさに気づかせていただきました♪本当に感謝です♪
チャイコフスキーの4曲は、もう躍動感が凄いです。重厚感は失わずに、曲は飛翔しますw各曲の美しいメロディにのせて、堪りません!
久しぶりに、SACD化にふさわしい名録音に出会ってうれしい。御一方おっしゃる通り特にマンフレッド交響曲は風通しの良い音。SACD化の選別は録音芸術を担当できる名録音に絞っていただければと思う。もう一歩踏み込めば、初版のLPの音をベンチマークとして聴いたうえで、作成に取り掛かってほしい。
マンフレッドが飛び切りの優秀録音だ。アルプスの城郭を舞台とした劇詩にふさわしい洞窟状のサウンドステージをアビーロードスタジオ録音で成しえたパーカーの鮮やかな手腕には驚きを禁じ得ない。一方キングスウェイホールで収録された1812年は、まるでデッカのフェイズ4録音のように不自然な失敗作だ。SQ4チャンネルを意識し過ぎた恣意的なミキシングの結果だと思われるが弘法も筆の誤りだ。演奏はどれも素晴らしい。
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