フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年06月20日 |
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規格品番 |
ACC30477CD |
レーベル |
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SKU |
4260234831986 |
2018年録音のマーラー9番
情念的な音楽とは一線を画す格調高い演奏!
バンベルク交響楽団の名誉指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット。両者が2017/18年シーズンの終わりに行ったコンサートのライヴ録音が発売されます。曲目はマーラーの最高傑作である第9交響曲です。ブルックナーを得意とするブロムシュテットですが、マーラーに関しては、サンフランシスコ響との第2番(1992年)、N響との第5番(1985年)、第4番(2001年)の録音、そして近年実演では、N響と2018年に「巨人」、2010年には第9番を演奏し好評を博しています。マーラーは、交響曲第9番を1909年の夏の間に書き上げ(1910年春、浄書完成)、自らが完成させた最後の交響曲となりました。初演はマーラーの死から一年後、ブルーノ・ワルター指揮、ウィーン・フィルの演奏で行われました。ブロムシュテットの演奏は、この作品でよく言われる「死を目前とした悲痛な叫び」というような情念的な音楽ではなく、細部をおろそかにすることのなく透明感あふれる瑞々しい響きで、格調高い演奏となっています。マーラーは"伝統とは火を守ることで、灰を崇拝することではない"という言葉を残しましたが、まさに本演奏はマーラーの音楽がもつ様々な種類の"火"を象徴して我々に提示しているようです。ブロムシュテトとバンベルク交響楽団は、1982年に初登壇してから40年近く良い関係を続けています。同団は、第2次世界大戦後ドイツへ亡命した「プラハ・ドイツ・フィルハーモニー」のメンバーがバイエルン州のバンベルクに移住して、1946年3月に結成。当初の名称は「バンベルク・トーンキュンストラー管弦楽団」でしたが、3か月後には「バンベルク交響楽団」と改称、以後、70年以上に渡って同じ名前で活動を継続しています。
キングインターナショナル
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:23:27
マーラー:交響曲第9番ニ長調(I:29'27/II:16'26/III:13'09/IV:24'26)
【演奏】
バンベルク交響楽団
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
【録音】
2018年6月、バンベルク・コンサートホール
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1.[CD]
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2.[CD]
透明度の高い室内楽的なアンサンブルで、晩年のマーラーの内面の襞を丁寧に描き切った名演。ワルター、バーンスタインの濃厚な(ユダヤ的な)情念に溢れた表現とは対極にあり、ブロムシュテットの最近の特徴が顕著に表れた演奏。バンベルク交響楽団もその要求に良く応えている。カイルベルト、ケンペ、ヨッフム時代の重厚な響きを知る者にとっては別のオケを聴く感がある。録音も極めて優秀。
オケの柔らかい響きとこの指揮者特有の木管表現が際立って美しい。また弦が大きすぎず響きがクリア。演奏は意思があり感情的解釈にはならない。無理なく明確な流れの中、音の渋滞を解して細部を疎かにせず、明確なアクセントとクリアな音響でフレーズを際立たせ、音楽のニュアンスをありのまま表出する得難い名演。91歳を目前にしたブロムシュテットとバンベルグ響による福音の記録、超優秀な録音と合わせて”際立つ”一枚です。
ブロムシュテットの90歳時のマーラーの交響曲第9番のライヴ録音でバンベルク交響楽団との演奏。正直、これが90歳の老巨匠の演奏だとは信じ難いぐらいに端正で、瑞々しい表現のマーラーの第9番の演奏だ!暗く、死への恐怖や生への渇望といった演奏解釈とは一線を画す演奏で、90歳の老巨匠だからこそ到達した表現に驚きを禁じ得ない!名盤である。
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