フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (アメリカ盤) |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年01月10日 |
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規格品番 |
2590870 |
レーベル |
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SKU |
075597925616 |
Alexandraが本作に収録されることになる曲をレコーディングし始めたのは、2017年のこと。曲のテーマとなったのは、"終わってしまった恋愛関係"について。実はこの時、彼女の恋愛関係はまだ終わっていなかったが、その一方で、前に進み、その先の人生で待ち構えているであろう音楽や冒険、未知なる体験を追い求めるには、関係にピリオドを打つ必要があるとも感じていたという。"失ったものを哀しみ、未来への希望に目を向けた"10曲が一つとなり、本作『DAWNBREAKER』が完成した。
透明感のある歌声と、アコースティック・ギターが作り出す静かで美しいメロディー、そして繊細なハーモニーは、MOUTAIN MANのサウンドとも共通しているが、そこにカントリー風の要素やポップな温かみが所々、陽だまりのように射しこんでいる。ここに収録されている楽曲は、確かに人生の岐路や別れ、一つの恋に終止符を打ったことなどをテーマにしたものが多いが、そのどれにも"闇に僅かな光が射し、やがて淡い青やピンク、橙へと移ろっていく暁色の空へと変わっていく"ような、そんな静かな感動がある。つまり『DAWNBREAKER』の核となるのは、そこに収録されている多くの曲がインスピレーションを受けた"失恋"ではなく、その失恋がきっかけとなって得た自由と解放感なのだ。最初は静かでシンプルなフォーク・バラッドとして作られていたそうだが、Sylvan EssoのNick Sanbornをはじめ、バンドリーダーのPhil Cook、ギタリストRyan GustafsonやMOUTAIN MANのメンバーを含む、地元ノース・カロライナの友人たちを迎え、彼女は曲の持つ感情を繊細ながらも厚みのある音楽で鮮やかに増幅させた。去っていく恋人が乗った車のテールランプを見送る「Easy Is Hard」や、自然の中から見出した新たな発見を綴った「Gem」、そしてカリフォルニアのハイウェイの曲がりくねった道を走る女性を描いた「Shining Woman」など、Alexandraは画家の目でサウンドスケープを描き、小説家のハートで歌にしていくのだ。
1人の女性が、人生の新たなステップを踏み出すために、何かを手放す物語。そんな彼女が辿り着いた自由になる意味を記録した音楽ドキュメンタリー、それがDAUHGTHER OF SWORDSの『DAWNBREAKER』なのである。
構成数 | 1枚
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1.[CD]
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1.Fellows
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2.Gem
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3.Fields of Gold
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4.Shining Woman
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5.Grasses
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6.Easy Is Hard
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7.Rising Sun
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8.Long Leaf Pine
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9.Human
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10.Dawnbreaker
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インディー・フォーク・グループ、MOUNTAIN MANのAlexandraによるソロプロジェクト、DAUGHTER OF SWORDS。老舗の名門NONESUCHからデビュー・アルバムをリリース。アコースティック・ギターに優しいメロディ。サウンドは極めてシンプル。だからこそ彼女の透明感ある歌声がより際立ち、神秘的な感じさえする。目をつぶって聴けば、そこは風通しの良い新緑地帯。暑い夏にはぴったりの開放感のあるカントリー・ミュージックは聴く清涼剤とも言うべきか。心にまで涼風をもたらしてくれる名盤。聴き終えた後、きっと気持ちが楽になる。
intoxicate (C)阿部圭介タワーレコード (vol.141(2019年8月20日発行号)掲載)
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