フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年08月09日 |
---|---|
規格品番 |
PCD1812 |
レーベル |
|
SKU |
4560455651098 |
なんとトイピアノで演奏!!!!
Pooh's Hoop レーベルよりバッハ《ゴルトベルク変奏曲》を3種(【パイプオルガン演奏(PCD 1204)】【ポジティフオルガン演奏(PCD 1305)】【ブゾーニ版のピアノ演奏(PCD 1712)】)リリースしてきた塚谷水無子。
期待の新録音は、昭和の象徴的なおもちゃ楽器でもあり幼児音楽教育の扉でもあったトイピアノで《ゴルトベルク変奏曲》に挑戦します!!多くの職人やメーカーや創り出してきた音色はさまざま、それらを組合わせて丁寧に仕上げていくプロセスはまさにオルガンのレジストレーションと同じ!音痴だったりメカ音がうるさかったり、、、小さな楽器たちに愛おしさを感ぜずにはいられないワンダーランドの音楽世界です。クラシック音楽ファシリテーターであり自らもトイピアノ奏者である飯田有抄との化学反応コラボ。録音は今回もオーディオ誌でお馴染みの生形三郎が手掛けています。
なお、トラック33「Digital Aria Non da Capo」は、今回取り上げたおもちゃとしての幼児音楽教育としてのトイピアノというアナログの楽器が、すでにデジタル技術を使ったミニ・キーボードへ置き換えられており、その役目を終えようとしていること、消えつつあること、、、つまり昭和のあの時代へは立ち戻ることはないことへの寂寞で複雑な思いを込めて作られています。
キングインターナショナル
構成数 | 1枚
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
【演奏】
塚谷水無子(トイピアノ/使用楽器:KAWAI製トイピアノほか)
【録音】
セッション録音:2018年12月15-17日/山梨県小淵沢、フィリア美術館
-
1.[CD]
-
この驚くべき創意から生まれた一枚が聴き手をどこへ連れていくのか。聴き手が実際にその音に触れた地点で答えは初めて浮上する。"3種"のゴルトベルク録音を果たしてきた塚谷水無子が今度は"トイピアノ"版で前人未踏の沃野を拓いた。"ケンバニスト"塚谷の面目躍如。第7変奏では12台のトイピアノをダイブする。総勢67台のトイピアノの音色や響きが喚起するイメージはもはや縁へりがない。そのありようは過ぎ去った時代の音であると見えて、同時にすぐれて現在的でもある。独創的冒険を包容するバッハ音楽の深奥はまさに宇宙的だ。ゴルトベルクを知っているなら必聴。いえ、すべてのかたにこの音を知って欲しい。
intoxicate (C)森山慶方タワーレコード (vol.141(2019年8月20日発行号)掲載)
バッハの作品をハーレム、聖バフォ教会のクリスティアン・ミュラー・オルガンで演奏したSACDが特に気に入っています。むろんゴルトベルクのオルガン版も、説得力のあるものでした。このトイピアノ版は、最初マジか?と思ったものの、録音エンジニアも含めて、その真摯な姿勢に胸を打たれ、やがて心底笑みが湧き出してきました。でも、次はオルガンを弾いてくださいね。
欲しい物リストに追加
コレクションに追加