フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年10月09日 |
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規格品番 |
PROC-2244 |
レーベル |
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SKU |
4988031356876 |
※日本初CD化(3)
※本国のオリジナル・アナログ・マスターよりハイビット・ハイサンプリング(24bit/192kHz)化したマスターを使用
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも一部掲載)
※解説:増田良介氏(共通序文解説)、作品解説含む解説書合計16ページ
この武満の録音は、1967年11月7日にニューヨークで初演されてから僅か1か月後に世界初録音されたRCAの小澤征爾&トロント交響楽団盤から2年後の、1967年12月に武満徹本人の立ち会いの元、アムステルダムで演奏会が行われた際にライヴ録音として収録されたものです。この音源は、初めて日本人指揮者以外で録音された「ノヴェンバー・ステップス」で、1970年の日本盤LP発売時には話題となりました。尺八、琵琶は、この作品を演奏する際には欠かすことのできない存在である横山勝也、鶴田錦史の両名であることはもちろん、当時から録音に定評があったPHILIPSレーベルであること、オケも世界に名立たるコンセルトヘボウ管弦楽団ということもあって、世界的にも「ノヴェンバー・ステップス」という作品が幅広く浸透するきっかけのひとつにもなったと言えるでしょう。現在においても小澤の再録音(1991年)盤と日本人指揮者のいくつかの録音以外では、このハイティンク盤が最右翼の位置にあります。オリジナル・カップリングのメシアンの作品「さればわれ死者のよみがえるを待ち望む」は、当時のフランス文化相アンドレ・マルローの委嘱による1964年の作品で、こちらも同年2月にライヴ収録されました。今回の復刻ではこれらに加え、1968年録音のバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」を収録。この盤は元々コダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」組曲とのカップリングで1970年に発売された音源です(今回同時にPROC2240で発売)。今回の発売では新規で、ほぼ同時期に録音された3曲を1枚に収録しています。
当時のオケの響きは大変優秀で、武満作品に必要な繊細な音色が素晴らしい録音によって良く捉えられています。元々良質な音源を、今回の復刻ではあらためて新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化を行ないました。さらにオリジナル・ジャケット・デザインを採用。新規の共通序文解説と既出の解説書をブックレットに掲載しました。尚、今回のVintage+plus特別編は全5タイトルを発売します。
構成数 | 1枚
1. 武満 徹:ノヴェンバー・ステップス 第1番
2. オリヴィエ・メシアン:さればわれ死者のよみがえるを待ち望む
3. ベラ・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz106
【演奏】
横山勝也(尺八)(1)/鶴田錦史(琵琶) (1)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
【録音】
1968年10月(3)、1969年12月(1)、2月(2) アムステルダム、コンセルトヘボウ〈ライヴ・レコーディング(2,3)〉
【原盤】Philips
【First Release】6500086 (1,2), 6500015(3)
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1.[CD]
良き
このアルバムは「武満は小澤でなければいけない(小澤が最高)」という人への最高のアンチテーゼ。尺八と琵琶が良ければバックは関係ないと言う証明をしている名盤。カップリングの曲からしても、無理に小澤の演奏を購入する必要は無い。色々と聴きたい方にはお勧めの1枚。メシアンの演奏も良い。バルトークは最高とは言い難いが安心して聴ける(この曲に関しては名演が多過ぎベスト盤など考え難い)。そして、ハイティンクは最高の指揮者とは言えないが、本当に良い人だ。良い人過ぎてつまらないとも言えるが。
今回の、ハイティンクの、シリーズですが、何故オーケストラ名を、「ロイヤル・コンセルトヘボウ」と表記しているのですか。これ等が録音されたのは、まだ「ロイヤル」の称号が付いていない時です。例えば、イッセルシュテット=北ドイツ放送交響楽団の、物は、エルプ・フィルにするのですか。録音当時の、名称でお願いします。希望ですが、オーマンディ=フィラデルフィアの、未発表の復刻も、宜しくお願いします。