フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年10月27日 |
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規格品番 |
0301397BC |
レーベル |
|
SKU |
885470013978 |
※タワーレコード限定販売
※世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※2019年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書に他のデザインも使用)
※ジュエルケース仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※日本語帯付(帯裏面に平林 直哉氏の解説付)。解説書独文仕様
フランツ・コンヴィチュニー(1901.8.14-1962.7.28)のラスト・レコーディングとして著名なETERNA(Berlin Classics)原盤の3曲を、今回新規でSACD化。亡くなる約1か月前の貴重な記録となったこれらの録音は、コンヴィチュニーが戦後の復興に多大に尽力したゲヴァントハウス管弦楽団との、まさに最上の演奏のひとつとなった名演奏です。特にブラームスの交響曲第1番はこの曲の名盤として名高く、未だに多くのファンに支持されています。この曲の美しさと素晴らしさを伝える滋味深い端正な演奏はまさに必聴。またホルンのソロは弱冠24歳のペーター・ダムが演奏していることも注目です(1959年より首席)。今回、最新技術で、良質な本国のアナログ・マスターテープからダイレクトにDSD化(SACD層)、96kHz/24bitでハイレゾPCM化(CD層。後に44.1kHz/16bit化)を行い、極力アナログ・マスターテープの音質を損なわずに製品化を行いました。テープの状態も良く、かつての黄金の響きが十全に再現されています。SACD化による効果も抜群で、クラウス・シュトリューベンによる名録音と言われた音質を最大限堪能できる出来です。これまでにないクオリティで、かつての名演をお楽しみください。
"かつてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターを務めていたカール・ズスケは、「コンヴィチュニー時代のゲヴァントハウスは最高の音だった」と語っていた。ここに刻まれた音は、まさにその重要な証拠物件である。同楽団の、ハイドンの時代から引き継いだ伝統的な響きというだけでは説明出来ない、汲めども尽きぬ泉のような深淵。地味だと思われていたコンヴィチュニー、実は途方もない錬金術師でもあったのだ。 平林直哉(音楽評論家)"
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今回の復刻に際して、マスターテープはレーベルからウィーン在住のマスタリング・エンジニアであるクリストフ・スティッケル氏のスタジオに空輸し、アナログ領域でのマスタリングを行った上で、デジタル化にあたってはSACD層用のDSD化とCD層用のPCM化を別系統で行い製品化。この企画では、現在考えられる限り理想的な方法でのマスタリングを実現しました。その効果は著しく、マスターテープに残されていたクオリティを極めて忠実に再現することが可能となり、さらにアナログ領域のみでのマスタリングとダイレクトDSD化が、より音質的に効果をもたらしています。従来と比較して驚くほど鮮明で解像度が高くなったことにより、演奏に対する更なる評価が期待できるほどの出来です。尚、解説書には今回使用したオリジナルのアナログ・マスターテープの外箱の写真も掲載してあります。
<マスタリング詳細>マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。 現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
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構成数 | 1枚
1. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 KV546
2. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調 作品133
3. ヨハネス・ブラームス::交響曲 第1番 ハ短調 作品68
【演奏】
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
フランツ・コンヴィチュニー(指揮)
【録音】
1961年12月15日(2)、 1962年6月12,13日(3)、 6月19日(1) ライプツィヒ
【Original Recordings】
Musikregie: Dieter-Gerhardt Worm、 Tonregie: Claus Struben
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
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1.[SACDハイブリッド]
遅ればせながらようやく聞くことができた。まず何といってもゲヴァントハウス管の音!重心の低い、渋くて目の詰んだ音。実に素晴らしい。今は決して聞くことができないであろう、もはや失われた音。確かに「コンヴィチュニー時代のゲヴァントハウスは最高の音」だっただろう。そしてフランツ・コンヴィチュニー。なんとも恰幅のいい、こせこせしない指揮者。今の時代にはいない大きな音楽を聴かせることのできる指揮者だったように思う。こういう音楽を聴くことができない我々はもしかして不幸なのかもしれない。希望を捨ててはいけないが。
「懐の深い」と言うのが率直な感想です。何も小細工をしないのだけれど堂々としている。私はタンホイザーでコンヴィチュニーを知りましたが、これらの曲は彼をはじめて聴く人にも最適だと思います。
欧州のカペルマイスターの手仕事、改めてその素晴らしさを実感しました。このSACDに入っているモーツァルト・ベートーヴェン・ブラームス、まさにコンヴィチュニーの白鳥の歌とも言える傑作です。ベートーヴェン全集もシューマン全集も素晴らしいですがこの1枚も絶対に外せません。ブラ1の最高の名演だと思います。シュトリーベン氏の録音、スティッケル氏のマスタリング共にも信じられない程の神業ではないでしょうか。やはりこの時期のコンヴィチュニー~LGOは世界最高であったと改めて実感しました。
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