フォーマット |
CD |
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構成数 |
9 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2020年02月14日 |
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規格品番 |
19075992332 |
レーベル |
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SKU |
190759923320 |
2018年2月に発売した11枚組のエピック録音集成ボックス(1956年、1962-1966年録音、8898547013-2)、2019年1月に発売した、1957年から1960年にかけてのRCA録音ボックス(1907586341-2)に続き、「オリジナル・アルバム・コレクション」シリーズでのジュリアードSQ復刻第3弾として、彼らにとって最初の「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」(1964~70年録音)の復刻が加わります。しかもLP6枚分はオリジナル・アナログマスターより新たに24bit/192kHzでリミックス&マスターされています。
1946年にニューヨークのジュリアード音楽院の校長だった作曲家、ウィリアム・シューマンの提唱により、ジュリアード音楽院の教授らによって結成された「ジュリアード弦楽四重奏団」。1950年からコロンビア・レコードにバルトークとシェーンベルクの弦楽四重奏曲全曲など、折しも実用化されたばかりのLPの長時間再生特性を生かした録音を行ない、その鮮烈な演奏でレコード・ファン/室内楽ファンの大きな注目を集め、第2次大戦後の「弦楽四重奏」という芸術形態に新たな方向性を示したのでした。1957~60年にかけてのステレオ移行期の4年間はコロンビアのライヴァル・レーベルであるRCAに移籍し、初めてベートーヴェンの弦楽四重奏曲を録音しています(6曲)。
(1/2)
ソニー・ミュージック
メンバーは、1966年に第2ヴァイオリンがイシドア・コーエンからアール・カーリスに代わり(第3次)、さらに1969年にヴィオラが創立メンバーのラファエル・ヒリヤーからサミュエル・ローズに代わった時代(第4次)で、それまでの現代音楽のスペシャリストというイメージから脱却し、古典のレパートリーを基盤にし、丸みのある豊かな音楽的広がりを増した時代でした。このベートーヴェンも、厳しく磨き抜かれた美音と絶妙極まりないアンサンブル、緊張感に満ちた表現力、確固とした主張を持ちながらも、少しもメカニカルな冷たさを感じさせないのは、この時代のジュリアードの豊かな音楽性の賜物と言えるでしょう。20世紀は「演奏の世紀」でもあり、多彩なカルテットが輩出した時代でもありましたが、そうした中で真の意味で20世紀的なベートーヴェン演奏の一つの頂点を極めたのがこのジュリアードの第1回目の全集と言えるでしょう。CD化はまず日本国内で1997年に実現し(10枚組)、2003年には海外盤(8枚組)も発売されましたが、17年ぶりの復活となる今回はLP時代の3つのボックスの収録順が踏襲された9枚組での登場となります。
各ディスクは、アメリカ初出盤のオリジナルLPジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに収納され、厚紙製クラムシェル・ボックスに収容されます。
BOX Size: L 13.5cm x W 13.5cm x H 2.6cm
9CD-set in clamshell box with approx. 40 pages booklet
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ソニー・ミュージック
構成数 | 9枚
合計収録時間 | 08:24:43
ベートーヴェン:
<CD1>
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1 [録音]1968年5月14-15日
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2 [録音]1969年1月8-9日
<CD2>
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3[録音]1969年1月8-9日
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4[録音]1968年5月16日
<CD3>
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5[録音]1968年5月22日
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6[録音]1968年5月23日
<CD4>
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』[録音]1964年5月12,18-19日
<CD5>
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』[録音]1964年5月4,6日
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』[録音]1964年5月19-20日
<CD6>
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』[録音]1965年10月5-6日
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』[録音]1970年3月18-19日
<CD7>
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127[録音]1969年10月1-3日,11月10-12日
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130[録音]1970年2月25-26日,5月6日
<CD8>
大フーガ 変ロ長調 Op.133[録音]1970年3月20日
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131[録音]1969年10月29-31日
<CD9>
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132[録音]1969年10月29-31日
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135[録音]1969年10月1-3日
【演奏】
ジュリアード弦楽四重奏団
ロバート・マン(第1ヴァイオリン)
アール・カーリス[第1~6、11~16番、大フーガ]、イシドア・コーエン[第7~10番](第2ヴァイオリン)
ラファエル・ヒリヤー[第1~10番]、サミュエル・ローズ[第11~16番、大フーガ](ヴィオラ)
クラウス・アダム(チェロ)
【録音】
1964-1970年、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
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1.[CD]
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1.String Quartet No. 1 in F major Op. 18/1~I. Allegro con brio
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2.String Quartet No. 1 in F major Op. 18/1~II. Adagio affettuoso ed appassionato
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3.String Quartet No. 1 in F major Op. 18/1~III. Scherzo. Allegro molto - Trio
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4.String Quartet No. 1 in F major Op. 18/1~IV. Allegro
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5.String Quartet No. 2 in G major Op. 18/2~I. Allegro
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6.String Quartet No. 2 in G major Op. 18/2~II. Adagio cantabile - Allegro - Tempo I
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7.String Quartet No. 2 in G major Op. 18/2~III. Scherzo. Allegro - Trio
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8.String Quartet No. 2 in G major Op. 18/2~IV. Allegro molto quasi Presto
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2.[CD]
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1.String Quartet No. 3 in D major Op. 18/3~I. Allegro
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2.String Quartet No. 3 in D major Op. 18/3~II. Andante con moto
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3.String Quartet No. 3 in D major Op. 18/3~III. Allegro - Minore - Maggiore
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4.String Quartet No. 3 in D major Op. 18/3~IV. Presto
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5.String Quartet No. 4 in C minor Op. 18/4~I. Allegro ma non tanto
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6.String Quartet No. 4 in C minor Op. 18/4~II. Scherzo. Andante scherzoso quasi Allegretto
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7.String Quartet No. 4 in C minor Op. 18/4~III. Menuetto. Allegretto - Trio
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8.String Quartet No. 4 in C minor Op. 18/4~IV. Allegro - Prestissimo
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3.[CD]
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1.String Quartet No. 5 in A major Op. 18/5~I. Allegro
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2.String Quartet No. 5 in A major Op. 18/5~II. Menuetto - Trio
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3.String Quartet No. 5 in A major Op. 18/5~III. Andante cantabile - Var I-V- Poco Adagio
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4.String Quartet No. 5 in A major Op. 18/5~IV. Allegro
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5.String Quartet No. 6 in B-flat major Op. 18/6~I. Allegro con brio
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6.String Quartet No. 6 in B-flat major Op. 18/6~II. Adagio ma non troppo
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7.String Quartet No. 6 in B-flat major Op. 18/6~III. Scherzo. Allegro - Trio
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8.String Quartet No. 6 in B-flat major Op. 18/6~IV. La Malinconia. Adagio - Allegretto quasi Allegro - Adagio - Allegretto - Prestissimo
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4.[CD]
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5.[CD]
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6.[CD]
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7.[CD]
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8.[CD]
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9.[CD]
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カスタマーズボイス投稿日:2022/11/08今回新たにリマスターのみならずリミックスもされてるようだが、当方の装置では高音がキツ過ぎて耳が痛くなり一曲聴き終えるごとに疲れてぐたっとなってしまう。2002年に出たBOXは解像度はこれに劣るかもしれないがフラットトランスファーよりのリマスターで聴きやすいです。但し装置や環境で変わると思うので両方お持ちの方はご自宅の装置で聴き比べてみてください。
投稿日:2020/06/03音質改善がめざましい。2003年盤を持っていても「買い」です。音色や響きの美しさと豊かなダイナミクスとニュアンスの表現に感動を新たにしました。まるで古い絵画のニスをルーペを使ってピンセットや刷毛で丁寧に剥がして本来の鮮やかな色彩が蘇ったような素晴らしさです。(J.Hさん。CD9 Tr1-0:45にノイズはありません。返品・交換した方がいいと思います。)
投稿日:2020/04/25演奏そのものはとても良いし、録音も以前のものより良くなったと思いますが、CD9のトラック1の0:45のところで大きなノイズが入ります。盤面には特に傷らしいものも見えないと思うのですが、何が原因なのでしょうか?もともと入っているノイズなのか、それとも何らかの欠陥なのか、ご回答願えると幸いです。評価3はそのことによる評価です。
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