フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年08月14日 |
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規格品番 |
VKJK1907 |
レーベル |
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SKU |
4025796019070 |
バッハの無伴奏チェロ組曲全曲をフルート独奏で!!
バッハの無伴奏チェロ組曲をチェロ以外の楽器で演奏したディスクはサックスによるものを始めいくつかあります。フルートで演奏したものもありますが、全曲を、となると大変少なく、それだけの偉業ということになります。何よりもフレージング(つまりは息継ぎ)をどうするかという問題があり、高い技術、音楽性が求められるからです。その偉業に挑戦したのがザビーネ・キッテルというドイツのフルーティスト。オーレル・ニコレに師事し1992年から2000年までドレスデン・フィルの首席を勤め、その後、今日までシュターツカペレ・ドレスデンで首席奏者のポストにあります。日本とも関りが深くムラマツ・フルートを長年愛用し、このディスクでも使用しています。無伴奏チェロ組曲の後には無伴奏フルートのための名曲、パルティータBWV1013が収録されており、フルート・ファン、関係者は必聴、必携のディスクです。
東武ランドシステム
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:59:08
J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏フルート組曲(無伴奏チェロ組曲のフルート独奏版)
CD1)組曲第1番ト長調BWV1007/組曲第2番ニ短調BWV1008/組曲第3番ハ長調BWV1009/組曲第4番変ホ長調BWV1010
CD2)組曲第5番ハ短調BWV1011/組曲第6番ハ長調BWV1012(原曲はニ長調)/パルティータ イ短調BWV1013
【演奏】
ザビーネ・キッテル(Fl)
【録音】
2012-17年 66:01/53:31
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1.[CD]
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1.Suite Nr. I in G-Dur, BWV 1007~Prelude
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2.Suite Nr. I in G-Dur, BWV 1007~Allemande
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3.Suite Nr. I in G-Dur, BWV 1007~Courante
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4.Suite Nr. I in G-Dur, BWV 1007~Sarabande
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5.Suite Nr. I in G-Dur, BWV 1007~Menuet I und II
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6.Suite Nr. I in G-Dur, BWV 1007~Gigue
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7.Suite Nr. II in d-Moll, BWV 1008~Prelude
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8.Suite Nr. II in d-Moll, BWV 1008~Allemande
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9.Suite Nr. II in d-Moll, BWV 1008~Courante
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10.Suite Nr. II in d-Moll, BWV 1008~Sarabande
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11.Suite Nr. II in d-Moll, BWV 1008~Menuet I und II
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12.Suite Nr. II in d-Moll, BWV 1008~Gigue
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13.Suite Nr. III in C-Dur, BWV 1009~Prelude
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14.Suite Nr. III in C-Dur, BWV 1009~Allemande
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15.Suite Nr. III in C-Dur, BWV 1009~Courante
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16.Suite Nr. III in C-Dur, BWV 1009~Sarabande
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17.Suite Nr. III in C-Dur, BWV 1009~Bourree I und II
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18.Suite Nr. III in C-Dur, BWV 1009~Gigue
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19.Suite Nr. IV in Es-Dur, BWV 1010~Prelude
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20.Suite Nr. IV in Es-Dur, BWV 1010~Allemande
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21.Suite Nr. IV in Es-Dur, BWV 1010~Courante
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22.Suite Nr. IV in Es-Dur, BWV 1010~Sarabande
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23.Suite Nr. IV in Es-Dur, BWV 1010~Bourree I und II
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24.Suite Nr. IV in Es-Dur, BWV 1010~Gigue
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2.[CD]
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1.Suite Nr. V in c-Moll, BWV 1011~Prelude
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2.Suite Nr. V in c-Moll, BWV 1011~Allemande
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3.Suite Nr. V in c-Moll, BWV 1011~Courante
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4.Suite Nr. V in c-Moll, BWV 1011~Sarabande
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5.Suite Nr. V in c-Moll, BWV 1011~Gavotte I und II
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6.Suite Nr. V in c-Moll, BWV 1011~Gigue
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7.Suite Nr. VI in C-Dur, BWV 1012 (in der Originalfassung fur Violoncello in D-Dur)~Prelude
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8.Suite Nr. VI in C-Dur, BWV 1012 (in der Originalfassung fur Violoncello in D-Dur)~Allemande (Adagio)
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9.Suite Nr. VI in C-Dur, BWV 1012 (in der Originalfassung fur Violoncello in D-Dur)~Courante
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10.Suite Nr. VI in C-Dur, BWV 1012 (in der Originalfassung fur Violoncello in D-Dur)~Sarabande
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11.Suite Nr. VI in C-Dur, BWV 1012 (in der Originalfassung fur Violoncello in D-Dur)~Gavotte I und II
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12.Suite Nr. VI in C-Dur, BWV 1012 (in der Originalfassung fur Violoncello in D-Dur)~Gigue
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13.Partita in a-Moll, BWV 1013~Allemande
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14.Partita in a-Moll, BWV 1013~Corrente
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15.Partita in a-Moll, BWV 1013~Sarabande
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16.Partita in a-Moll, BWV 1013~Bourree Anglaise
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空間にしたたるような響きのしずく。漆黒の闇に銀光を灯すムラマツ・フルートの冴え冴えとした音色が、ここちよく耳を刺激する。バッハの無伴奏チェロ組曲は様々な編曲を許容する名作だが、このフルート版は、演奏の素晴らしさと共に「全曲」であることが特筆される。編曲のパウル・マイゼンは、リヒターのミュンヘン・バッハ管でのソロを始めディスクも多いドイツの重鎮。2020年6月23日に86歳で逝去された(マイゼン編曲版の楽譜は全音から入手可能)。ザビーネも彼の門下だ。ドレスデン・フィル首席を経て現在はシュターツカペレ・ドレスデン首席を務める。巻末にもちろん無伴奏パルティータを併録し、万全。
intoxicate (C)森山慶方タワーレコード (vol.148(2020年10月10日発行号)掲載)
素晴らしい!の一言です。バッハが好きでオリジナルのチェロの演奏はもちろんですが元々管楽器奏者でしたのでこのフルートの演奏を聴いて見たいので購入しました。とにかく上手い!の一言です。フルートで全曲収録はおそらく初めてなのでは?テナーサックスの演奏もありますが他の管楽器での演奏も聴きたくなりました。オススメです。
ザビーネ・キッテルはは、ドイツ出身の女性フルート奏者で、最初ドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学(ドレスデン音楽大学)でヨハネス・ワルターについて学びました。ヨハネス・ワルターについては以前、コロンビアからドレスデン・カンマー・ゾリステンとのモーツァルトのフルート四重奏曲全曲の素晴らしい CDがでていましたが、現在は廃盤です。ぜひ復刻していただきたいです。話はそれてしまいましたが、ザビーネ・キッテルは、その後オーレル・ニコレの薫陶を受け、いくつかの国際コンクールで優勝しました。現在はシュターツカペレ・ドレスデンの首席奏者の地位にあると同時に母校のドレスデン音楽大学でも指導をしています。
バッハの無伴奏チェロ組曲のフルート独奏による編曲盤というとウィルベルト・ハーツェルツェットのトラヴェルソによる、組曲第1番、第2番、第3番を演奏した素晴らしいCDが発売されています。続編が発表されるのをいつかいつかと待ちわびていましたが、とうとう発売されず結局全曲を聞くことができず残念な思いをしています。その代わりとなるものを長い間探していましたが、ここに至ってやっと全曲盤にたどり着くことができました!
組曲第1番のプレリュード、チェロのドスの効いた低い音から始まるイメージをもって聞こうとすると見事に裏切られます。だってフルートですもの。鳥がさえずるような高い爽やかな音で始まります。チェロとは違い、構えて聞くのではなく、リラックスして聞くことができます。
ザビーネ・キッテルのフルートは、爽やかで伸びがあり、響きも美しく、細やかなニュアンスも素晴らしいと感じます。
バッハ自身がリュートに編曲しているくらいですから、フルートに編曲したCDもありだと思います。
同時に収録されている無伴奏フルートのためのパルティータBWV1013も音楽性と技術が遺憾なく発揮されています。
余談ですが、清水靖晃によるテナー・サクソフォン盤もオススメです。
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