フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年06月24日 |
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規格品番 |
WPCR-18344 |
レーベル |
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SKU |
4943674315628 |
OASISとしては「MTV Unplugged」には1996年にたった一度だけ出演した経験がある。しかしその時――リアムが喉の不調を訴えて出演を急遽見合わせる形に。その代役として実兄であるノエル・ギャラガーがVocalを務め大成功を収めた、という彼にとっては皮肉と因縁が渦巻く特別なスポットであったとも言える、このMTV Unplugged。かつてポール・マッカートニーやペイジ&プラント、そしてニルヴァーナなどが伝説となったパフォーマンスを披露したあのステージに、ついに"あの男"が上がるのだ。
3名のバッキング・コーラス隊と、総勢24名からなるアーバン・ソウル・オーケストラによる大規模な演奏を背負い、Liamがステージに立つと1曲目となる「Wall of Glass」から会場の空気は凄まじく昂ぶってゆく。彼のsoloキャリアの中で、個人的なお気に入りであるという「Once」、よりシンプルなアレンジとなった「Now That I've Found You」など、彼の喉の調子は最高であり、ヴォーカルは一層輝きを増している。
何よりも今作の注目ポイントは、OASISの元ギタリストであるボーンヘッドが、「Some Might Say」、「Stand By Me」、「Cast No Shadow」、そしてオアシスのデビュー・アルバムかつUKロックの金字塔『Definitely Maybe』収録の「Sad Song」でゲスト参加していることだろう。「Sad Song」は、元々ノエルがヴォーカルを務めている、いわばノエルの"定番曲"の一つ。その楽曲を、今回リアムが初めてヴォーカルをとる。これはファンなら聞き逃せない1曲だろう。
アルバムからの先行シングルとしてリリースされているのは「Gone」。スタジオ・ヴァージョンからエレクトリック部分をそぎ落としたこのヴァージョンには、楽曲が持つ叙情的で映像的な面がよりダイナミックに協調されている。
今作について、リアム本人は次のように語っている。 「MTV Unpluggedという場所でパフォーマンスできたことを名誉に感じる。観客も盛り上がったし、俺たちのサウンドも素晴らしかったから最高の経験になったのは間違いない。このレコードもエンジョイしてくれ。LG」
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:47:45
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オアシス時代は不調のために出演を急遽見合わせた「MTV Unplugged」(その際は兄ノエルが歌って評判となった)を初ライヴ・アルバム収録の舞台に選んだのは彼なりの落とし前なのか。2019年9月にハル・シティ・ホールにて収録された本作は、"Some Might Say"などのオアシス曲にボーンヘッドがギター演奏で参加! しかもそのうち"Sad Song"は兄がリードを取っていた曲のリアム初歌唱ヴァージョン! やっぱりこの人たちは……。
bounce (C)轟ひろみタワーレコード (vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)
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