フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年05月20日 |
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規格品番 |
PROC-2286 |
レーベル |
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SKU |
4988031381380 |
※限定盤。世界初SA-CD化。SA-CDハイブリッド盤
※2020年最新マスタリング音源使用(英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※「ペトルーシュカ」はマスターテープに起因するノイズ等が一部にございますが、元マスターの音質を損なうことがない範囲でマスタリングを行いました。
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:増田良介氏(新規序文解説)他、解説書合計12ページ
当時のDECCAによる超弩級の録音が現代に蘇る!オリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリング
現在でも唯一であるウィーン・フィルによる「春の祭典」のセッション録音でも有名1974年録音のマゼールとのアルバムと、まだ30代前半であった1962年にイスラエル・フィルと収録を行った「ペトルーシュカ」をカップリングした世界初SA-CD化盤です。マゼールは後にも「春の祭典」の録音を複数行っていますが、輝かしく鮮烈な当時のDECCAサウンドを代表する録音のひとつであるこの音源の衝撃は、未だに継続されています。時にデフォルメする作風や、本来典雅なウィーン・フィルのサウンドがDECCA独特の近接的な録音方法により変貌する様は大変興味深く、今企画におけるDECCA音源の復刻コンセプトである、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからのダイレクトDSD化の効果が最も発揮された音源のひとつと言えるでしょう。リスナーの耳を抉るかのような演奏と録音は、現在でも驚異的です。
演奏におけるマゼールの集中力と熱さも特筆される要素です。その後の「春の祭典」の録音でも同じアプローチをしている箇所も多いため、特にこのDECCA盤だけ強調された訳では無いと思いますが、録音方法や制作陣を含む集中度も合わさった結果ではないでしょうか。一方「ペトルーシュカ」の収録時、マゼールは32歳になったばかりで、既にDG含め複数レーベルに録音を開始しており、天才指揮者として活躍の場を拡げていた時期に当たります。当時でも高度な演奏技術を必要とした4管編成の1911年版を取り上げたことも挑戦的ですが、明確な指揮で颯爽と表現したこの演奏は、マゼールが当時から最高の若手指揮者のひとりとして評価されてきた理由がわかる録音だと言うことは明白でしょう。恐ろしいまでの才能が詰まった録音です。(1/2)
構成数 | 1枚
1. バレエ《春の祭典》(1947年版)
2. バレエ《ペトルーシュカ》(1911年版)
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 (2)
ロリン・マゼール(指揮)
【録音】
1962年3月25日-4月30日 テル・アヴィヴ、ハラル・シネマ (2)、
1974年3月25日-28日 ウィーン、ゾフィエンザール (1)
【原盤】
Decca
【Remaster】
DSD Remastered by Classic Sound, 4/2020
英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作
【Original Recordings】
Recording Producers: Michael Woolcock (1), Erik Smith (2)、Balance Engineers: Gordon Parry & Jack Law (1), James Brown (2)
【First LP Release】SXL6735 (1), SWL8502 (2)
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1.[SACDハイブリッド]
「騙されて購入して大正解。デッカの優秀録音。」と書くと宣伝と思われるのは仕方ない。しかし、レコード時代、この春祭はこねくり回して嫌い。1回聴いたきりだった。ところが、今回5割引きにつられてかったが、実に面白い。会場はゾフィエンザールで艶やか。これだからやめられない。そう言えば、マゼールのブラームス=クリーヴランド管盤。マゼールらしく巧者発揮で、3番はレコ芸推薦で素敵だった。SACD化をお願いします。しかし、宣伝文を工夫しないと固定観念から販売はきついかなあ。
ペトルーシュカは最初にCD化された際、歪やクリップ感が酷く閉口したが、今回は丁寧に処理されてクライマックスのトランペットの絶叫も綺麗に伸びきった音で安心した。マゼールの鬼才時代を代表する名盤の復活を喜びたい。ペトルーシュカが倒れるときの大太鼓の不気味な効果も見事。ハルサイは、テラーク盤の地鳴りのような迫力はないが、オケが七転八倒?するさまはこちらの方が断然面白い。
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