フォーマット |
SACD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
デジパック |
発売日 |
2020年05月23日 |
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規格品番 |
TWFS90016 |
レーベル |
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SKU |
4988065900168 |
※世界初SACD化。デジパック仕様。スリップケース付
※SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※500本完全限定盤。シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側にシール貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※初発売時のジャケット・デザインを使用。解説書にも一部採用
※2020年最新DSDマスタリング音源使用(2.8MHz)。マスタリング・エンジニア:佐藤 典雄氏。編集機:Merqing Technology Pyramix(masscore)ver.9 データレート:DSD5.6MHz
※解説:岩野裕一氏、金子建志氏。解説書合計48ページ。解説書は初出時の各解説を掲載
2019年5月発売の東京都交響楽団との「ブルックナー:ライヴ録音5曲(5,7(2種),8,9番)」に続く、fontec原盤の朝比奈隆SACDシングルレイヤー化企画第2弾。今回復刻する音源は、1992年から翌年にかけて行われた新日本フィルへの客演時の、朝比奈自身が選んだ「ブルックナー交響曲チクルス」の4曲(第4,5,7,8番)と、ブルックナー没後100年に当たる1996年12月に、定期演奏会で1曲だけのプログラムとして演奏された稀少な「第3番」を、新規でDSDマスタリングを施しSACDシングルレイヤー2枚に集成しました。尚、これまで単独で出ていたこれらの音源を初めてセット化し、世界初SACD化として最新復刻いたします。
この選集の基になっている1992年から翌年にかけての新日本フィルとのプロジェクトは、1976年から79年にかけての両者の「ブルックナー後期交響曲チクルス」や主だったところでは1984年から87年にかけての演奏会形式での「ワーグナー:ニーベルングの指輪」全曲演奏、1990年の2回目の「ブラームス・チクルス」を経た上でのものでした。オーケストラからドイツ音楽の普遍的サウンドを見事に引き出したという面で大きな反響が常にあり、オケ側と次に何を振ってもらおうかという話が出たとき、「もう一度、先生が最も得意にしているブルックナーを」ということになったとのこと。しかしながら高齢で全曲は難しいため、朝比奈自身に「好きな曲」をセレクトしてもらったようで、実際の演奏曲目は奇しくも最初の1976年から79年にかけてと全く同一になりました。尚、演奏は定期演奏会に組み込む形となったため、各ライヴ音源を使用していますが、第4番は2日分、定期の会場2か所の音源を使用しています。この時期での雄大な演奏はSACDにおいて最大限の威力を発揮します。朝比奈が生涯にかけて尽力してきたブルックナー演奏の頂点のひとつ、と言えるのではないでしょうか。
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今回の復刻では、前回時と同様に500セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。ジャケットは第8番のデザインを基に使用し、デジパックと解説書に一部のジャケット・デザインを配置しました。解説書は48ページあり、それぞれ初出時に掲載されたアルバムについての解説と、各曲の解説が掲載されています。永久保存盤です。
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構成数 | 2枚
エディション | Remaster
アントン・ブルックナー:交響曲選集
<DISC1>
1. 交響曲 第3番 ニ短調(第3稿 改訂版)
2. 交響曲 第4番 変ホ長調「 ロマンティック」(ハース版)
3. 交響曲 第5番 変ロ長調(ハース版)
<DISC2>
4. 交響曲 第7番 ホ長調(ハース版)
5. 交響曲 第8番 ハ短調(ハース版)
【演奏】
新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆(指揮)
【録音】
1996年12月12日 東京文化会館 16日 オーチャードホール(1)、
1992年5月13日 東京文化会館 15日 オーチャードホール(2)、
1992年9月2日 サントリーホール(3)、 1992年9月8日 サントリーホール(4)、
1993年2月16日 サントリーホール(5) 以上ライヴ録音
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1.[SACD]
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2.[SACD]
いつもながらの朝比奈のブルックナー。個人的には3番の名演を久しぶりに聴いた。4番以降はなぜか3番ほどの感動はなかったが、期待を裏切ったわけではない。
3,4番が東京文化会館、オーチャードホール、5,7,8番がサントリーホール。前者は、どの楽章のどの部分をどちらのホールで演奏したものかわからない。ただ、サントリーホールで収録された5,7,8番と比べて、音が渇いているというかパサパサして印象だ。うまく言えないが残響音に乏しい。全強奏部分では音が割れる。演奏がいいだけに勿体ない。もちろん東京文化会館の客席に体を埋めると、サントリーホールにはない落ち着いた響きを味わうことができる。豊饒さに乏しいが、それぞれの楽器が出している音をダイレクトに受け取ることができる。ただ何だろう、やはり録音と言うものは奥深く難しいのか。3番4番は演奏がいいだけにとにかく残念。一枚目ディスクの残りの一曲5番が始まると急に自然な音となり、これだこれだとほっとする。サントリーホールの音源の方がSACD化には向いている。二枚目ディスクの7番8番も強奏部分では若干の音割れはあるが、許せる範囲。素直に買ってよかったと思える。朝比奈の雄大さに新日フィルがよく応えている。7番の第二楽章のシンバルが不要というのは朝比奈の演奏を聞いて初めてわかる。演奏としては★5つだろうが、3,4番が音として残念なので全体の評価としては★4つとする。
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