フォーマット |
CD |
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構成数 |
3 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年07月01日 |
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規格品番 |
TBRCD0093 |
レーベル |
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SKU |
4560250641935 |
ブルックナー/ジャズ・シンフォニー 第5番と第7番
ブルックナーは19世紀のマイルス・デイヴィスだ!(トーマス・マンデル) ホントかよ!?
「四手ピアノによる交響曲全集」によるエンターテイメント性と啓蒙性を両立した「ブルックナー・アーカイヴ」シリーズ。第2作は、これは超問題作です。何とブルックナーのジャズ編曲!!編曲と指揮とソプラ・サックス、テナー・サックスとピアノを務めるのがオーストリアの奇才トーマス・マンデル(1965~)リンツの音楽ギムナジウムでピアノからバロック・フルートまで学び、長じて作曲、編曲を修める。ブルックナー私立音楽大学で作曲を教える硬骨漢。
2007年には聖フロリアンにて、自ら率いるテンポラリー・アーツ・オーケストラを指揮して、ブルックナー:交響曲第5番「ジャズ・ヴァージョン」を初演。かの「マイ・フェイヴァリット・シングズ」を彷彿とさせる長大な序章と怒濤狂乱の演奏で聴衆の度肝を抜いた。調子づいて2010年のブルックナーフェストでは第7番を披露。ブルックナーファンは「宇宙の鳴動」を良く口にするが、これを徹底して人工的に表現する度胸と厚かましさには脱帽という他ない。執拗に繰り返されるトレモロで構築されるバロック建築に例えられるブルックナーの交響楽をサディスティックなまでにマンデルが好き放題に料理した怪作。真面目なブルックナーファンの神経を逆撫でする好企画の登場です。3枚組で超特価2枚組(完全限定品)で登場です。
東武ランドシステム
構成数 | 3枚
ブルックナー:交響曲第5番
録音:2007年8月16日聖フロリアン・ビブロテックセラー(ライヴ)
[27:50][23:21][10:12][20:11]
ブルックナー:交響曲第7番
録音:2010年9月17日リンツ・ブルックナーハウス(ライヴ)
[28:12][15:54][11:19][16:29]
【演奏】
トーマス・マンデル(指揮)
テンポラリー・アーツ・オーケストラ
[オーケストラ・メンバー]
トーマス・マンデル(指揮、ソプラノ・サックス、テナー・サックス、ピアノ)
ゲルト・ラーシュトルファー(フリューゲルホルン、トランペット)
ヴォルフガング・ブルエンドリンガー(エレキ・ギター)
クリスチャン・ヴィルト(第1ヴァイオリン)
マーカス・ウォール(第2ヴァイオリン)
ユリアン・ギレスベルガー(ヴィオラ)
シュテパン・プンデルリチェク(チェロ)
ヴォルフラン・デルシュミット(コントラバス)
マルコ・パレヴィッツ(ピアノとシンセサイザー)
エンゲルベルト・ガグル(打楽器)
エルヴィン・ドレシェル(ドラム)
エーリヒ・ピンター(録音とマスタリング)
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
この演奏は、ブルックナーが好きなものにとっては必聴である。これからこの演奏が主流になることはないだろう。しかしこの演奏を耳にすることの意味は大きい。そういう「フラットな」耳を持つことの必然性。これは断じて「キワモノ」ではない。トーマス・マンデルは大真面目である。繰り返すが、これはブルックナーのファンにとって必聴である、そしてリンツの聴衆は素晴らしい。
第5のブルックナー開始の部分は結構違和感があってやっぱり際物かなって思っていましたが、曲が進むに連れて熱狂感と盛り上がりがすごく最後の怒涛の終結部は圧倒されました。編曲としては第7の方がやりやすかったのかこちらは最初から特に違和感はありませんでした。
ジャズはほとんど聞かないのでジャズ編曲と言われるとそうかと思いますが、全体にピンクフロイドの『原子心母』に似たテイストの編曲で、個人的にはブルックナーはプログレロックだと言われたほうが腑に落ちる感じです。
後、ブルックナー休止(全休止)で拍手が入るのは愛嬌ですかね。ジャズなんかで全休止は珍しいでしょうから。
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