フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年07月30日 |
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規格品番 |
WQCP-1612 |
レーベル |
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SKU |
4943674317936 |
ソウルフルでエモーショナルなアルト・サックスの第一人者、デイヴィッド・サンボーンの生誕75周年ワーナー音源ベスト!
1975年の初ソロ作『テイキング・オフ』から1999年作『インサイド』までの24年間在籍した、ワーナー・ブラザーズ、エレクトラにのこされたオリジナル・アルバムより、まるで歌を歌っているかのようなメロディアスなフレージングからグルーヴィなビートにのったファンキーなプレイまで、一音聴いたらそれとわかる「これぞ、サンボーン節!」といえるナンバーをチョイス。
そこにシングルあるいはベスト盤のみに収録されたナンバー、ゲスト参加したカーリー・サイモン、マイケル・フランクス、チャカ・カーン、ランディ・クロフォードらのアルバムからのトラック、そしてソロ・デビュー前のポール・バターフィールド・ブルース・バンドの音源を加えた全31曲。
自身のメロウなオリジナル曲からビル・ウィザースや山下達郎他数々のカヴァー曲も満載のセレクション。
音源は24BITデジタル・リマスタリング音源使用。
DISC1
01.ストレイト・トゥ・ザ・ハート
02.シカゴ・ソング
03.ワン・ハンドレッド・ウェイズ ※クインシー・ジョーンズのカヴァー
04.マイケル・フランクス/アントニオの歌(虹を綴って)<アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ>★
05.カーリー・サイモン/ユー・ビロング・トゥ・ミー★
06.カーリーへ捧ぐ
07.サヴァンナ
08.スプーキー
09.ハイラム・ブロック/アンジェリーナ★
10.ランディ・クロフォード/メランコリーの妙薬★ ※ビル・ラバウンティのカヴァー
11.バターファット
12.ホビーズ
13.ポール・バターフィールド・ブルース・バンド/バディーズ・アドヴァイス
14.ガット・トゥ・ギブ・イット・アップ ※マーヴィン・ゲイのカヴァー
15.さよならは悲しい言葉 ※グラディス・ナイト&ザ・ピップスのカヴァー
16.セダクション(愛のテーマ) ※映画『アメリカン・ジゴロ』愛のテーマ
DISC2
01.ドリーミング・ガール ※山下達郎のカヴァー、シングル発売およびベスト盤収録曲
02.ハイダウェイ
03.夢魔へ
04.チャカ・カーン/マンズ・ワールド・ウーマン★
05.リンダ・ロンシュタット/ウー・ベイビー・ベイビー★ ※スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズのカヴァー
06.スネイクス
07.スラム
08.エイント・ノー・サンシャイン(Feat.スティングon vocal) ※ビル・ウィザースのカヴァー
09.ミス・ユー
10.ランディ・クロフォード/ウィンドソング★ ※レオン・ラッセルのカヴァー
11.コーナーズ(ハービー・ハンコックに捧ぐ)
12.愛の約束
13.リサ ※『ハイダウェイ』(1980)収録曲セルフ・カヴァー
14.アル・ジャロウ/ソー・グッド★
15.ベニー
★他アーティストへのゲスト参加曲
構成数 | 2枚
エディション | Remaster
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1.[CD]
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1.デイヴィッド・サンボーン / ストレイト・トゥ・ザ・ハート
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2.デイヴィッド・サンボーン / シカゴ・ソング
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3.デイヴィッド・サンボーン / ワン・ハンドレッド・ウェイズ
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4.マイケル・フランクス / アントニオの歌(虹を綴って)<アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ>
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5.デイヴィッド・サンボーン / ユー・ビロング・トゥ・ミー
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6.カーリー・サイモン / カーリーへ捧ぐ
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7.デイヴィッド・サンボーン / サヴァンナ
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8.デイヴィッド・サンボーン / スプーキー
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9.ハイラム・ブロック / アンジェリーナ
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10.ランディ・クロフォード / メランコリーの妙薬
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11.デイヴィッド・サンボーン / バターファット
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12.デイヴィッド・サンボーン / ホビーズ
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13.ポール・バターフィールド・ブルース・バンド / バディーズ・アドヴァイス
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14.デイヴィッド・サンボーン / ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ
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15.デイヴィッド・サンボーン / さよならは悲しい言葉
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16.デイヴィッド・サンボーン / セダクション(愛のテーマ)
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2.[CD]
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1.デイヴィッド・サンボーン / DREAMING GIRL
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2.デイヴィッド・サンボーン / ハイダウェイ
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3.デイヴィッド・サンボーン / 夢魔へ
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4.チャカ・カーン / マンズ・ワールド・ウーマン
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5.リンダ・ロンシュタット / ウー・ベイビー・ベイビー
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6.デイヴィッド・サンボーン / スネイクス
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7.デイヴィッド・サンボーン / スラム
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8.デイヴィッド・サンボーン / エイント・ノー・サンシャイン
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9.デイヴィッド・サンボーン / ミス・ユー
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10.ランディ・クロフォード / ウィンドソング
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11.デイヴィッド・サンボーン / コーナーズ(ハービー・ハンコックに捧ぐ)
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12.デイヴィッド・サンボーン / 愛の約束
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13.デイヴィッド・サンボーン / リサ
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14.アル・ジャロウ / ソー・グッド
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15.デイヴィッド・サンボーン / ベニー
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またタワーレコードから、フュージュンファン待望の、優れたオムニバス盤が出た。言わずと知れたサンボーンの、ワーナー・レーベルでのセレクト集である。いち早く紹介したい衝動に駆られた。
どちらかと言えば、ビッグアーティストとの間奏ソロパートの素晴らしさで彼は知られているが、彼のリーダーアルバムの名曲とフィーチャリング曲の双方が入っている点が、本作の聴きどころである。
ライナーノートを書いているフュージョン通の工藤由美氏の文章には教えられるところが多かった。サンボーンが若かりし頃、セントルイスの黒人ブルースのクラブに入り浸り、音感を鍛えていたことは知らなかった。確かに彼のメロディはブルース調だが、どこか垢抜けている。少し半音高いような音程が多い。でも、そこに彼の音楽の背骨があったことは、私には新鮮な指摘だった。あの甘く切ない、琴線に触れるソロは、やはりブルースにあったのだ。そのことを踏まえて聴くと、本作の価値はより高まるだろう。
選曲の馬場雅之氏は、なるほど心憎い選曲をしている。サンボーン自身の名曲プラス、他のアーティストとの共演曲も随所に挿入する事で、うまいバランスをとった。もちろん、どうしてあの曲が無いんだという反発は、聴く人それぞれあるだろうが、それもまたファンの刺激を与えるに違いない。70年代80年代の懐かしいポップスのヒット曲からの選曲もあり、往年のファンには嬉しいところ。
8月には、さらにレーベルを広げたオムニバスも出るというから、ここ当分、日本中のサンボーン・ファンは眠れない日が続くだろう。
否、意中の異性を口説くためのBGMとして、彼の演奏はますます再評価されることであろう。このエロティックな音色にフォールインしない人はまずいない。
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