フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年08月07日 |
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規格品番 |
IACD10396 |
レーベル |
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SKU |
4997184119887 |
トレヴァー・ラビンがリーダーシップを取るこの時期のイエスは多彩な音楽性を備えているだけにライヴ・パフォーマンスもそれを反映したものである。特にイエスにとって16分に及ぶ久々の大作「エンドレス・ドリーム」を完璧に再現しており、この時期のイエスのライヴを体感できるライヴ・アルバムである。
輸入盤国内仕様<帯、英語解説の対訳付き>
ジョン・アンダーソン(vo)
トニー・ケイ(kbds)
トレヴァー・ラビン(g, kbds, vo)
クリス・スクワイア(b)
アラン・ホワイト(ds)
ビリー・シャーウッド(g)
構成数 | 2枚
1.パペチュアル・チェンジ
2.コーリング
3.アイ・アム・ウェイティング
4.リズム・オブ・ラヴ
5.ハーツ
6.リアル・ラヴ
7.変革
8.燃える朝やけ
9.メイク・イット・イージー
[DISC.2]
1.ロンリー・ハート
2.ピアノ・ソロ
3.同志
4.アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル
5.ウォールズ
6.エンドレス・ドリーム
a)サイレント・スプリングb)トークc)エンドレス
Encore
7.ラウンドアバウト>紫のけむり
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1.[CD]
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2.[CD]
90125YESに、のちのYESサウンドを要ともなるビリー・シャーウィッドが参加した、6人編成でのライヴだ。時期としては、8人編成という大所帯(お祭り騒ぎ状態?)での活動が終結。ジョン・アンダーソン以外のABWH組が、それぞれの活動のために脱退。トレバー・ラヴィン主導のもと、初のデジタル録音で挑んだアルバム『トーク』が発売された時期だ。それに伴うツアーの様子をとらえたのが、本作だ。『トーク』の緩やかなリズムのイエス・サウンドは、高い評価を得なかったが、ここではライヴならではの生き生きとしたサウンドに生まれ変わっているだけでも一聴の価値あり。またイエス・サウンドといえば、コーラス・ワークの巧みさと非常に高度なバンド・アンサンブルを連想する人も多いと思う。その両者が、ここでは充実している。特にコーラスの素晴らしさは特筆に値する。リード・ヴォーカルもとれるラヴィンを筆頭に、スクワイアやシャーウィッドも加わった分厚いコーラスと、イエスの“声”ジョン・アンダーソンの絡まりはここに極まる。新曲に交じり演奏される、お馴染みの「ハート・オブ・サンライズ」「アンド・ユー・アンド・アイ」なども健在な一方で、ラヴィンがマルチ・プレイヤー張りの演奏を聴かせる『トーク』収録のハイライト「エンドレス・ドリーム」は、まさにイエス・サウンドの真骨頂だ。残念ながら複雑かつ美麗なこの曲は、ラヴィン脱退に伴い、以後、ライヴで演奏されることがなくなり、2020年10月現在、ライヴ音源が公式収録されているのもの本作だけとなる。全体としていいこと尽くめだが、若干の音揺れが残念だ。
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