フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年09月25日 |
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規格品番 |
9293802532 |
レーベル |
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SKU |
792938025322 |
アルバニア出身のヤオは6歳から歌の勉強を始め、カーティア・リッチャレッリが主宰するコンクールで優勝、その後イタリアに留学しマントヴァとサンタ・チェチーリア国立アカデミアで本格的に歌とピアノを習得しています。多くのコンクールで優勝を飾り、2016年にはロンドンの国際オペラ・アワード「リーダー賞」を受賞、2018年にはペスト・シンガーソング賞にノミネートされています。
これまで『椿姫』『蝶々夫人』『修道女アンジェリカ』など多くの役で高く評価されているだけではなく、ヘンデル、モーツァルトなどの古典的な作品をはじめ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、マスネ、グノーに至る幅広いレパートリーを持つ彼女、オペラ・ララとの録音は2015年のレオンカヴッロ『ザザ』での主役を演じた時に始まり、今回の録音が実現しました。
このアルバムでは、彼女が得意とする『蝶々夫人』のアリアを冒頭に置き、レオンカヴァッロやジョルダーノなどのあまり耳にすることのない珍しいアリアを配置、美しい声で聴き手を魅了します。そして最後にまた『蝶々夫人』のアリアで締めくくるという、ヤオの魅力を存分に味わうことができる素晴らしい1枚です。バックを務めるのは、イタリア出身の若きカリスマ、アンドレア・バッティストーニ。彼らしいその繊細かつ大胆な音楽で、ヤオの素晴らしい歌唱をサポートしています。歌詞対訳付(欧文のみ)
ワーナーミュージック・ジャパン
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:10:02
1) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」
2) レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミュゼットはみずみずしい唇に」
3) マスカーニ:歌劇『イリス』より「ある日幼いころ」
4) マスネ:歌劇『サッフォー』より「一年間、私はあなたの妻でした」
5) ボーイト:歌劇『メフィストーフェレ』より「いつかの夜、暗い海の底に」
6) マスカーニ:歌劇『ロドレッタ』より「あの人の名前!…フラメン、わたしを許してください!」
7) マスネ:歌劇『マノン』より「さよなら、私たちの小さなテーブルよ」
8) ジョルダーノ:歌劇『シベリア』より「いいえ!もしもある思いが…彼への愛によってわたしは」
9) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「さようなら、過ぎ去った日々よ」
10) マスカーニ:歌劇『友人フリッツ』より「このわずかな花」
11) カタラーニ:歌劇『ワリー』より「さようなら、ふるさとの家よ」
12) レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミミ・ピンソンは、金髪娘」
13) マスネ:歌劇『サッフォー』より第5幕への序奏と「明日、出発します」
14) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「名誉を守ることができなければ名誉のために死ぬ…おまえ?おまえ?小さい神さま!」
【演奏】
エルモネラ・ヤオ(ソプラノ)
アンドレア・バッティストーニ(指揮)
バレンシア自治州管弦楽団
【録音】
2019年11月、スペイン、バレンシア、ソフィア王妃芸術宮殿
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1.[CD]
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1.Madama Butterfly~Act II: Un bel di, vedremo
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2.La boheme~Act I: Musette svaria sulla bocca viva
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3.Irsi~Act II: Un di (ero piccina)
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4.Sapho~Act IV: Ces gens que je connais... Pendant un an je fus ta femme
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5.Mefistofele~Act III: L'altra notte in fondo al mare
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6.Lodoletta~Act III: Ah! Il suo nome!... Flammen perdonami... No, non e la sua casa... Bimbi del mio villaggio
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7.Manon~Act II: Allons! Il le faut... Adieu, notre petite table
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8.Siberia~Act I: No! Se un pensier... Nel suo amore rianimata
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9.La traviata~Act III: Teneste la promessa... Addio, del passato
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10.L' amico Fritz~Act I: Son pochi fiori
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11.La Wally~Act I: Ebben? Ne andro lontana
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12.La boheme~Act I: Mimi Pinson, la biondinetta
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13.Sapho~Act V: Prelude and 'Demain je partirai
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14.Madama Butterfly~Act III: Con onor muore... Tu? Tu? Piccolo Iddio
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アルバニア出身の美しきソプラノ、ヤオのデビュー・アルバム。当たり役の一つ、『蝶々夫人』から《ある晴れた日に》《かわいい坊や》、『椿姫』《さようなら、過ぎ去った日々よ》といった有名曲と共に、ジョルダーノ『シベリア』、レオンカヴァッロの『ボエーム』等、現在ではなかなか録音もない珍しいアリアが多く含まれています。これは『蝶々夫人』他、数々のオペラの初演者でもあった伝説のソプラノ、ロジーナ・ストルキオに因んだことによるもの。指揮はバッティストーニ、生き生きと躍動的な音作りが繊細で情熱的な表現が光るヤオの歌唱と良く合い、得難い一枚となりました。
intoxicate (C)古川陽子タワーレコード (vol.148(2020年10月10日発行号)掲載)
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