フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (ヨーロッパ盤) |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年10月02日 |
---|---|
規格品番 |
9362489280 |
レーベル |
|
SKU |
093624892809 |
現メタル・シーンにおいて唯一無二の存在感を放ち、その独特な中毒性のヘヴィネスで「メタルの未来を担うバンド」として語られる、アトランタ出身の超重量級メタル・アクト:MASTODON。稀有なヘヴィ・サウンドでありながら、グラミー賞を受賞したり、全米チャートでも常に上位にランクインし続ける彼らの存在は、まさに"現代における最も重要なヘヴィ・アクト"として、シーンに君臨する絶対君主だ。
この絶対的存在がこの世に放たれたのが、2000年のこと。作品を発表するごとに自らのヘヴィネスをより巨大化させてきた彼らは、今年で活動20周年を迎えることとなる。この記念すべきアニヴァーサリー・イヤーとなる今年、彼らが今までに発表してきたカヴァー曲やサウンドトラックに提供してきた曲、Bサイド曲やインストゥルメンタル曲、ライヴ音源といったレア音源に加え、20周年を祝福すべくレコーディングされた最新楽曲「Fallen Torches」を収録した音源集『MEDIUM RARITIES』を発表する! 単曲としてはすでに公開されている音源も多いため、「レア」ではなく「ミディアム・レア」と名付けているところも、なんともマストドンらしいではないか。
2019年にレコーディングされていた最新曲「Fallen Torches」に関して、バンドはこうコメントしている。 「このクラシック・テイストなマストドンらしい曲は、2019年にアトランタでレコーディングされた音源だ。もともとはヨーロッパ・ツアーをサポートするためにリリースしようと考えていた楽曲だが、曲の完成が遅れたたため、友人であり長くマネージャーとして俺たちを支えてきてくれたニック・ジョンへのトリビュート曲「Stairway to Nick John」のリリースに集中することになったんだ。"Fallen Torches"はマストドンが書き上げた曲で、俺たちの長年の友人でありコラボレイターであるニューロシスのスコット・ケリーがゲスト・ヴォーカルとして参加してくれている」(1/2)
グラミー賞ベスト・メタル・パフォーマンス部門を堂々受賞した「Sultan's Curse」を収録した前作『EMPEROR OF SAND』リリースからすでに3年の月日が経過している。バンドは現在次なる最新作の準備に取り掛かっているという。彼らの新たな20年の幕開けともなるこの来るべき最新作まで、この『MEDIUM RARITIES』で、マストドン=絶対的君主の中毒性に満ちた音像にのみこまれようではないか…!(2/2)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:10:46
-
1.[CD]
-
1.Fallen Torches
-
2.A Commotion (Feist Cover)
-
3.Asleep in the Deep (Instrumental version)
-
4.Capillarian Crest (Live)
-
5.A Spoonful Weighs a Ton (The Flaming Lips Cover)
-
6.Toe to Toes (Instrumental version)
-
7.Circle of Cysquatch (Live)
-
8.Atlanta (feat. Gibby Haynes)
-
9.Jaguar God (Instrumental)
-
10.Cut You Up with a Linoleum Knife (from the "Aqua Teen Hunger Force Colon Movie Film for Theaters Colon the Soundtrack")
-
11.Blood & Thunder (Live)
-
12.White Walker (Game of Thrones)
-
13.Halloween (Instrumental version)
-
14.Crystal Skull (Live)
-
15.Orion (Metallica Cover)
-
16.Iron Tusk (Live)
-
-
結成20周年を祝してコンパイルされた企画色の強い一枚だが、絶対に聴くべきマスト作と断言したい。血湧き肉踊るライヴ音源、饒舌プレイ連打のインスト曲、サントラ提供曲に加え、ファイストやフレーミング・リップス、メタリカのカヴァーなど、既発も含めて過去のレア音源がぎっしり。冒頭を飾る新曲"Fallen Torches"は〈らしさ〉満載だし、ギビー・ヘインズを迎えた"Atlanta"の野卑な疾走ぶりも強烈だ。
bounce (C)荒金良介タワーレコード (vol.442(2020年9月25日発行号)掲載)