フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年09月23日 |
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規格品番 |
OVCL-00736 |
レーベル |
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SKU |
4526977007362 |
「交響曲第1番」に続く、尾高/大阪フィルによるブラームス・チクルス第2弾。
尾高は、コントロール自在な棒から躍動する力感や深い息づかいを生みだし、オーケストラも腰の強い骨太な響きでこれに呼応。大阪フィルにとってブラームスは、朝比奈時代から根幹をなすレパートリーで、そこに育まれた特質が底流となり、この重厚剛毅な音楽を生み出しました。
このコンビならではの、"熱いブラームス"です。
オクタヴィア・レコード
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:23:10
ブラームス:
交響曲 第2番 ニ長調 作品73
交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
【演奏】
尾高忠明(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
【録音】
2019年10月2日(Sym.2)、9月4日(Sym.3)
大阪、ザ・シンフォニーホールにてライヴ収録
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1.[SACDハイブリッド]
1980年代から聴き続けて、尾高さんは良くも悪くも「よくできた盆栽」に仕上げる名人だと思っている。それは、今回も変わらない。しかし、かつてはまとまりを求めるあまり小ぶりに感じた音楽が、今は伸びやかさ、大らかさを加味するようになった。こういう晩秋、歳の取り方は素敵だ。「今年の紅葉はとりわけ良いですね」と言いたくなる秋である。きっと尾高さんも満足しているに違いない。大阪フィルも美しい。
例によってライヴ。ただし収録はザ・シンフォニーホール。私は全4回客席で聴いたが、前半に大フィル合唱団を用いたブラームスの声楽曲、後半にシンフォニーという、少し趣向を凝らしたプログラムだった。改めてCDで聴くと、大坂フィルは何といい音を出していることだろう。第2番は幸福感に溢れ、最終楽章のコーダの部分でも、指揮者はことさらオケをあおったりしない。第3番では第1楽章の主題提示部を反復(第1番もそうだった)、有名な第3楽章も変にムーディーに流れず、終結部に向かって音楽が高揚していく。それにしても大阪にHIPの波が押し寄せてこない(N響はノリントンなどが指揮台に立っている)のは、幸甚と言うしかない。あれは作曲者の意図を音化しているのではない。きれいな音を汚くしているだけだ。あの調子でベートーヴェンやブラームスをやられたら、たまったものではない。
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