クラシック
CD
モーツァルト: 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》全曲
開催期間:2024年3月27日(水)0:00~3月30日(土)23:59まで!
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商品の情報
フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
3 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年11月20日 |
---|---|
規格品番 |
KKC4236 |
レーベル |
|
SKU |
4909346023260 |
作品の情報
メイン
その他
商品の紹介
巨匠、本領発揮!
まさにデモーニッシュな「地獄落ち」シーン!
かつてない優良音質CDで
フルトヴェングラーの名演よみがえる!
巨匠がザルツブルク音楽祭で遺したモーツァルト3大オペラ。このなかでもっとも評価が高いのが《ドン・ジョヴァンニ》。50年盤(ゴッビ、シュヴァルツコップの共演)、53年盤(騎士長以外は54年盤と同じ)、本54年盤、54年映画(シュヴァルツコップがデラ・カーザに交代)と4種のこされた音源のうち、もっとも歌手が揃っていて、音質も最高の54年盤の登場!巨匠は冒頭の序曲から、ゆったりとしたテンポで、低弦を深く響かせ、ただならぬ雰囲気を漂わせています。最高の当たり役シエピのドン・ジョヴァンニ、棄てられた女のデリケートな心理を表現したシュヴァルツコップのエルヴィーラ、ふたりの丁々発止の共演は今なお最高の聴きもの。「カタログの歌」、「シャンパンの歌」、「セレナード(窓辺に来ておくれ)」、「薬屋の歌」など名アリアの名唱、舞踏会での饗宴の音楽が続いたあと、一転してクライマックスは地獄落ちのシーン!あまりにも有名、まさに圧巻、デモーニッシュな迫力で圧倒してやみません。
「ブリジット・プロフィが指摘したとおり、ダンスのいくつか、とくに有名なメヌエットには、説明しがたい、確かに不気味な一面がある。このオペラのあとの部分は、予想されるとおり、一本の巨大なアーチとなって、饗宴の音楽と最終場面の石像の入りに通じている。ここでフルトヴェングラーの考え方はシンフォニックとなる。彼は石像の入りのトロンボーンの恐ろしい音楽を、つづくドン・ジョヴァンニとの二重唱から切り離さない。統合は完全で、最後のヴォードヴィルによってようやく破れるが、それだけにこれは際立った対照を作り上げる結果を生んでいる。」『レコードのフルトヴェングラー』ピーター・ピリー著、横山一雄訳、音楽之友社刊、1983年)(本書では巻末のディスコグラフィーに、下記のキング盤GT-7089/92を紹介しています)
端緒となったLPは米モルガンレコード、米ワルター協会についで発売された伊チェトラ盤(LO-7)。ミラノ、ディスコス制作のこの音源をキングレコード(セブンシーズ・レーベル)は1980年に国内発売しました(GT-7089/92)。4年後(84年)チェトラは「フルトヴェングラー・エディション」シリーズを立ち上げ再発売(FE-23)、キングではK19C-9393/6で再発売しております。しかし、CD化は他社に先を越され、マスターテープはキングレコードの倉庫に眠ってまま。今回、このアナログテープ(2トラック、38cm/秒)から、キング関口台スタジオで40年ぶりにデジタル・マスタリング&初CD化!
音質は先に発売した《魔笛》(KKC4230/2)、《フィガロの結婚》(KKC4233/5)と比べてもさらに鮮明かつ明瞭!デジタル臭(金属的な響き)のしない自然な質感!かつてない優良音質CDといっても過言ではありません。ただひとつ残念なことに、終幕フィナーレの六重唱(と最後の拍手まで計6分)は原盤損傷のため、前年の録音(1953年7月27日ザルツブルク)で補完されていますが、指揮者も歌手もオーケストラも会場も共通しており、違和感はありません。
ブックレットは日本語解説(浅里公三氏のライナーノーツ)付。
キングインターナショナル
まさにデモーニッシュな「地獄落ち」シーン!
かつてない優良音質CDで
フルトヴェングラーの名演よみがえる!
巨匠がザルツブルク音楽祭で遺したモーツァルト3大オペラ。このなかでもっとも評価が高いのが《ドン・ジョヴァンニ》。50年盤(ゴッビ、シュヴァルツコップの共演)、53年盤(騎士長以外は54年盤と同じ)、本54年盤、54年映画(シュヴァルツコップがデラ・カーザに交代)と4種のこされた音源のうち、もっとも歌手が揃っていて、音質も最高の54年盤の登場!巨匠は冒頭の序曲から、ゆったりとしたテンポで、低弦を深く響かせ、ただならぬ雰囲気を漂わせています。最高の当たり役シエピのドン・ジョヴァンニ、棄てられた女のデリケートな心理を表現したシュヴァルツコップのエルヴィーラ、ふたりの丁々発止の共演は今なお最高の聴きもの。「カタログの歌」、「シャンパンの歌」、「セレナード(窓辺に来ておくれ)」、「薬屋の歌」など名アリアの名唱、舞踏会での饗宴の音楽が続いたあと、一転してクライマックスは地獄落ちのシーン!あまりにも有名、まさに圧巻、デモーニッシュな迫力で圧倒してやみません。
「ブリジット・プロフィが指摘したとおり、ダンスのいくつか、とくに有名なメヌエットには、説明しがたい、確かに不気味な一面がある。このオペラのあとの部分は、予想されるとおり、一本の巨大なアーチとなって、饗宴の音楽と最終場面の石像の入りに通じている。ここでフルトヴェングラーの考え方はシンフォニックとなる。彼は石像の入りのトロンボーンの恐ろしい音楽を、つづくドン・ジョヴァンニとの二重唱から切り離さない。統合は完全で、最後のヴォードヴィルによってようやく破れるが、それだけにこれは際立った対照を作り上げる結果を生んでいる。」『レコードのフルトヴェングラー』ピーター・ピリー著、横山一雄訳、音楽之友社刊、1983年)(本書では巻末のディスコグラフィーに、下記のキング盤GT-7089/92を紹介しています)
端緒となったLPは米モルガンレコード、米ワルター協会についで発売された伊チェトラ盤(LO-7)。ミラノ、ディスコス制作のこの音源をキングレコード(セブンシーズ・レーベル)は1980年に国内発売しました(GT-7089/92)。4年後(84年)チェトラは「フルトヴェングラー・エディション」シリーズを立ち上げ再発売(FE-23)、キングではK19C-9393/6で再発売しております。しかし、CD化は他社に先を越され、マスターテープはキングレコードの倉庫に眠ってまま。今回、このアナログテープ(2トラック、38cm/秒)から、キング関口台スタジオで40年ぶりにデジタル・マスタリング&初CD化!
音質は先に発売した《魔笛》(KKC4230/2)、《フィガロの結婚》(KKC4233/5)と比べてもさらに鮮明かつ明瞭!デジタル臭(金属的な響き)のしない自然な質感!かつてない優良音質CDといっても過言ではありません。ただひとつ残念なことに、終幕フィナーレの六重唱(と最後の拍手まで計6分)は原盤損傷のため、前年の録音(1953年7月27日ザルツブルク)で補完されていますが、指揮者も歌手もオーケストラも会場も共通しており、違和感はありません。
ブックレットは日本語解説(浅里公三氏のライナーノーツ)付。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料
(2020/09/30)
収録内容
構成数 | 3枚
【曲目】
モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(全曲) K.527(全2幕)
【演奏】
チェーザレ・シエピ(バス:ドン・ジョヴァンニ)、
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ:ドンナ・アンナ)、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:ドンナ・エルヴィーラ)、
アントン・デルモータ(テノール:ドン・オッターヴィオ)、
オットー・エーデルマン(バス:レポレッロ)、
エルナ・ベルガー(ソプラノ:ツェルリーナ)、ワルター・ベリー(バス:マゼット)、
デジュー・エルンスター(バス:騎士長)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
【録音】
1954年8月3日、フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク(ライヴ)
注:終幕フィナーレの六重唱(と最後の拍手まで計6分間)は原盤損傷のため、前年の録音(1953年7月27日ザルツブルク)で補完。
音源提供:DISCOS, Milano
旧国内発売LP:セブンシーズGT-7089/92(1980.2.21) (オリジナルLPはチェトラLO-7)
モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(全曲) K.527(全2幕)
【演奏】
チェーザレ・シエピ(バス:ドン・ジョヴァンニ)、
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ:ドンナ・アンナ)、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:ドンナ・エルヴィーラ)、
アントン・デルモータ(テノール:ドン・オッターヴィオ)、
オットー・エーデルマン(バス:レポレッロ)、
エルナ・ベルガー(ソプラノ:ツェルリーナ)、ワルター・ベリー(バス:マゼット)、
デジュー・エルンスター(バス:騎士長)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
【録音】
1954年8月3日、フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク(ライヴ)
注:終幕フィナーレの六重唱(と最後の拍手まで計6分間)は原盤損傷のため、前年の録音(1953年7月27日ザルツブルク)で補完。
音源提供:DISCOS, Milano
旧国内発売LP:セブンシーズGT-7089/92(1980.2.21) (オリジナルLPはチェトラLO-7)
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1.[CD]
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2.[CD]
-
3.[CD]
カスタマーズボイス
投稿日:2020/10/06
企画意図が不透明な商品だ。なぜ今になって改めて「終幕フィナーレの六重唱が原盤損傷のため、前年の録音(1953年7月27日ザルツブルク)で補完されて」いる商品を出すのだろうか? キングレコード(セブンシーズレーベル)では、すでに2004年に、日本フルトヴェングラー協会からの音源提供を受けて、終曲フィナーレを含む借用なしの完全全曲盤CDを発売し、今も現役盤として通用している。音質だって悪くはない。ところが、今回、そのことには一切触れずに、何やら画期的な商品を発売するかのように宣伝している。大いに疑問を感じざるを得ない。演奏そのものに対する評価は★4つだが、発売意図の不明確さまで含めて★3つとしたい。 ちなみに、商品紹介で「デモーニッシュ」などと書かれているが、それを求めるなら、音質面を含め、ブルーノ・ワルター指揮メトロポリタン・オペラの1942年のライブ演奏がベストであり、フルトヴェングラーの演奏は残念ながらそこまでデモーニッシュではない。むしろ最晩年の抑制の効いた完成度の高い演奏というべきものだ。
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