全米アルバムチャート初登場1位を獲得! 21 Savage & Metro Boomin(21サヴェージ&メトロ・ブーニン)の最強タッグによる最新アルバム『Savage Mode 2』
米ジョージア州・アトランタ出身、眉間に刻まれた十字のタトゥーがトーレドマークで、アトランタのリアルな"トラップ・ミュージック"を提唱する現シーンを代表するラッパーの一人=21 Savageと、これまでにDrake、Future、Migos等のプロデュースなどで数々のヒット曲を連発し、2017年のフォーブス誌にて「世界で最も需要のあるヒットメーカー」と評されたプロデューサー= Metro Boominによるコラボアルバム『Savage Mode 2』。2016年にリリースしたコラボアルバム『Savage Mode』、Offsetを加えてのトリオアルバム『Without Warning』に続くタッグとなった今作は、客演にDrake、Young Thug、Youn Nudyが参加。モーガン・フリーマンがナレーションを務めた予告編も大きな話題となったが、今作でも2人の相性の良さは相変わらず。Metro Boominが作るハードで低音の聞いたTrapビートに21 Savageのリアルな歌詞と存在感のあるライミングが絶妙にハマった全15曲を収録している。リリース初週で全米アルバムチャート1位を制覇し、波乱の2020年Hip Hopシーンを代表する作品となった今作。21 SavageとMetro BoominというHip Hop史の歴史に名を残すであろう2人を更に高みに押し上げた重要作品を是非チェックしてほしい。
発売・販売元 提供資料(2020/10/30)
近年はジェイムズ・ブレイクやウィークエンドとの手合わせでも成果を残すメトロ・ブーミンが、サシでは4年ぶりとなる21サヴェージとのタッグ・アルバム第2弾を投下。ペン&ピクセル風ジャケの中途半端さ(本家に依頼しつつも不採用にしたそう)も、絶好調モードならではのイキリ感を醸している。ロドニーO&ジョー・クーリー"Everlasting Bass"ネタの"Steppin On Niggas"、ファンタスティック・フォー使いの"RIP Luv"、ステファニー・ミルズを用いたブラコン調の"Said N Done"などアイデア一発のプリミティヴさは天下一品。ダイアナ・ロス"I Thought It Took A Little Time"をループした"Runnin"、ドレイクとの"Mr. Right Now"などの先行ヒットに続き、アルバムもすでに全米1位を獲得済み。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.445(2020年12月25日発行号)掲載)