フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (ヨーロッパ盤) |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年04月30日 |
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規格品番 |
1002050375 |
レーベル |
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SKU |
810020503753 |
ブッカーT&MG'Sのギタリストとしてサザンソウルの名門STAXレーベルを支え、ソングライターとしてもオーティス・レディング、ウィルソン・ピケットらと数多くの名曲を生み出し、更にはブルース・ブラザーズ・バンドの1員として銀幕を賑わし、忌野清志郎氏とも作品を制作….とその活躍&影響ははかり知れない名ギタリスト、スティーヴ・クロッパーのソロ名義としては'39年ぶりとなる新作。サザン・ソウル・マナーなサウンドを渋く支えるあのギターのトーン、フレーズが聴こえてくるだけで思わず笑みがこぼれる好作です!
(C)吉祥寺店:狩野 卓永
ブッカー・T&THE MG'S結成時のメンバーであり、スタックス・レーベルでオーティス・レディングやウィルソン・ピケットなど数多くのアーティストの楽曲に参加し、ブルース・ブラザーズの創設メンバーでもある、史上最高のソウル・ギタリストの一人、スティーヴ・クロッパー。その彼が何と1967年以来となる"スティーヴ・クロッパー"のソロ名義で新たなスタジオ・アルバムを完成させた。
スタジオからステージ、さらには銀幕のスクリーンまで、ありとあらゆる場でギタリストとして、またプロデューサー、ソングライターとしてアメリカン・ソウル・ミュージックの歴史のあちこちで活躍してきた彼だが、今回リリースとなる、彼にとって通算12作目のスタジオ・アルバムとなる『FIRE IT UP』は、彼のまた新たな面をのぞかせる1作でもある。 「このアルバムは、これまで出ているどの作品とも異なっている」そう語るのはスティーヴ本人だ。「古いグルーヴが溢れているが、これはロックダウンの間、頭のなかに何年もあったものをいじっていた」彼は思いついた歌詞やギター・リフを後で使うためにファイルに保存したりはしないが、ずっと頭の中に浮かんでるそうで、いつでも取り出せるという。今作『FIRE IT UP』のきっかけとなったのは、今から遡ること10年ほど前のフェリックス・キャバリエとのセッションだったという。二人は、スティーヴ・クロッパー&フェリックス・キャバリエ名義で2枚のアルバムをリリースしたが、そのどちらの作品にもぴったりとこなかったものの、最高のグルーヴを捉えたトラックがあり、それをプロデューサーのJon Tivenがずっと保管していたという。そしてある時、そのJonがこれらを引っ張り出し、"これ結構いいよ"とスティーヴに連絡をしたという。そこからスティーヴはそのトラックをもとに、新たな曲のアイディアを加えたりして、楽曲を完成させたという。(1/2)
古くからのサウンドに時代を超えたグルーヴを織り交ぜた、キャリア半世紀以上のシーンのベテランでしか出せないいぶし銀のR&Bファンク・サウンド。スティーヴ・クロッパーの『FIRE IT UP』、新たな傑作の予感がする作品だ。(2/2)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:38:52
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1.[CD]
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1.Bush Hog Part 1
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2.Fire It Up
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3.One Good Turn
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4.I'm Not Havin' It
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5.Out of Love
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6.Far Away
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7.Say You Don't Know Me
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8.She's So Fine
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9.Two Wrongs
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10.Heartbreak Street
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11.The Go-Getter Is Gone
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12.Bush Hog Part 2
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13.Bush Hog
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スタックスやMG'sでの活躍から忌野清志郎との交流に至るまで、レジェンドと呼ぶに相応しい79歳の御大ギタリストから久々のソロ名義作が到着。今回も盟友フェリックス・キャヴァリエが参加し、彼と共作した2008年と2010年のアルバムの続きともいえる、ヴィンテージでスワンプな痛快リズム&ブルースが満載だ。荒めな歌唱はご愛嬌として、派手さはないのに胸が弾んだり心に染みる粋なギター・フレーズの数々こそ伝説の証。しびれます。
bounce (C)池谷瑛子タワーレコード (vol.450(2021年5月25日発行号)掲載)
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