フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年03月31日 |
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規格品番 |
ARS38222S |
レーベル |
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SKU |
4947182115435 |
"室内アンサンブル版"のマーラー「交響曲第10番」!
2001年にベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーのメンバーたちと、モンテヴェルディ合唱団でジョン・エリオット・ガーディナーの下で研鑽を積んだイギリスの指揮者ジュールズ・ゲイルによって結成され、「ミニ・マーラー・プロジェクト」で大絶賛を博した精鋭集団アンサンブル・ミニ。
大きな話題を呼んだ「マーラー:交響曲第9番」(ARS38155S)に続くアンサンブル・ミニのマーラ―第2弾は、結成10周年記念リリースとなる「マーラー:交響曲第10番」の室内アンサンブル版!!
アンサンブル・ミニとジュールズ・ゲイルが取り上げたマーラーの「交響曲第10番」の補筆完成と室内アンサンブル版への編曲を行ったのは、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのアーティスティック・ダイレクター、オックスフォード・フェスティバル・オブ・ザ・アーツなどのダイレクターを務め、フィルハーモニア管弦楽団の「ユニヴァース・オヴ・サウンド(音の宇宙)」プロジェクトを主導するなど目覚ましい実績を持つマルタ島出身のコンポーザー=コンダクター、ミシェル・カステレッティ博士。
ウィーンのウニヴェルザール出版社(ユニヴァーサル・エディション)からの全面的な協力を得たカステレッティ博士は、室内アンサンブル版のマーラーの「交響曲第10番」を実現するために、すでに発表されている同作品のクック版(第3稿)、バルシャイ版、カーペンター版、マゼッティ版、フィーラー版の各ヴァージョンを細部まで研究。
さらにはマーラ―の交響曲の様々なファクシミリや楽譜を収集してそのオーケストレーションに関する徹底的な研究に取り組み、室内アンサンブル版(カステレッティ版)の完成という偉業を成し遂げました。
アンサンブル・ミニのコンセプトでもあるシェーンベルクがウィーンで旗揚げした「私的演奏協会(1918-21)」とその同時代の伝統に基づく形で実現した室内アンサンブル版のマーラー「交響曲第10番」。
これまでのどの補筆完成版とも異なる、唯一無二の「編成」と「サウンド」にご期待下さい!
※編成(特記が無い限り各パート1名):第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、アコーディオン、打楽器(2名)、ピアノ、ハープ
※ミシェル・カステレッティ博士、ジュールズ・ゲイルによる詳細解説の日本語翻訳付き!
東京エムプラス
構成数 | 1枚
マーラー:交響曲第10番
(ミシェル・カステレッティ博士の補筆完成、編曲による室内アンサンブル版)
【演奏】
アンサンブル・ミニ
ジュールズ・ゲイル(指揮)
【録音】
2016年6月
UFOサウンド・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
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1.[SACDハイブリッド]
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ベルクか、ウェーベルンか。このマーラーの交響曲第10番のサウンドを耳にしたなら、新ウィーン楽派の作曲家が思い浮かぶ。このカステレッティよる補筆完成版の録音は各パート1名で17人による演奏。第1楽章を除けば、主旋律や断片的なスケッチ楽譜しか残っていないので、小編成アンサンブルの演奏に全く無理がない。校訂が大編成ならかえって様々な音の味つけが必要になるのは当然。その味つけが学者などの考えによるから、それが正しいかろうと隔靴掻痒の感が拭えなかったのか、気づかせてくれる。第1ヴァイオリンに杉村香奈、第2ヴァイオリンで滝千春が参加して、重要パートを担っている。
intoxicate (C)雨海秀和タワーレコード (vol.152(2021年6月20日発行号)掲載)
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