フォーマット |
Blu-spec CD2 |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年04月21日 |
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規格品番 |
SICC-30575 |
レーベル |
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SKU |
4547366500943 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:01:12
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1.[Blu-spec CD2]
ティーレマンのブルックナーには、ミュンヘン・フィルとの来日公演(8番)で違和感を持ち、敬遠していましたが、これは悪くない出来だと思います。ただ、弱音を強調し過ぎなこと、流れの悪くなる場面があるのがマイナスです。細部の強調も新鮮なところもあれば、意味不明に感じられるところもあり、説得力は今一つというところでしょうか。第一楽章は、とてもよいと思います。
前回の「第8」を凌ぐ秀演だ。VPOによる「第3」の演奏としては、カール・ベームのスタジオ録音(デッカ)が傑出した名演だったが、今回のティーレマンのライブは、それに匹敵する。ベームは当時のVPOの美質を活かした非常に純度の高い演奏を実現していたが、ティーレマンは、VPOを振りながら、よくぞここまで…と思えるほどの堅牢かつ強靭な表現を成し遂げている。今ではほとんど聞かれなくなったドイツ的な表現と感じる人もいるだろう。また、本盤は、前回の「第8」以上に、ライブ録音の良さがよく出ており、特に第4楽章終盤における感興の高まりは、聴く者の心を揺さぶらずにはおかない。
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