オランダのポップ・マエストロ=ベニー・シングス
トム・ミッシュ、マック・デマルコ、エミリー・キングら豪華feat.陣が参加した7thアルバム!
ウーター・へメル、ジョヴァンカ等の数多くのアーティストをプロデュースし、自身もバート・バカラック、スティーリー・ダン、ギルバート・オサリバンなどの良質なポップスを彷彿とさせ、これまでにオリジナル・アルバム6作、ベスト・アルバム1作をリリースしている、オランダのシンガー・ソングライター/プロデューサー=ベニー・シングス。2019年に北米の優良レーベルStones Throwと契約し、北米~ヨーロッパ~アジア・ツアーを成功、US NPRの人気動画企画「NPR Music Tiny Desk Concerts」にも登場した。 またジョン・メイヤーやアンダーソン・パークとのカップリング・ツアーも行った。またキャロル&チューズデイへの楽曲提供や、TENDRE、Yaffle等の日本人アーティストとのコラボも盛ん。
今作は2018年に発表されたアルバム『City Melody』から約2年半ぶりとなる6作目の新作アルバム。2020年1月よりシングルとして発表されている「Music」(1/15配信)、 「Sunny Afternoon」(4/29配信)、「Rolled Up feat. Mac DeMarco」(10/14配信)と立て続けにリリースし、 2021年に入りリリースした「Nobody's Fault」「Here It Comes」も含めて全て収録される。
参加アーティストも豪華で、若き天才プロデューサーTom Mischをはじめ、Maroon5のキーボディスト/プロデューサー PJ Morton、カナダのプロデューサー/ マルチ・インストゥルメンタリスト Mac DeMarco、またUSのシンガーKyle、NYのR&BシンガーEmily King、プロデューサーとしてインディR&B界の雄CautiousClay が参加している。
発売・販売元 提供資料(2021/03/18)
『City Pop』以来となる約3年ぶりのニュー・アルバムにはトム・ミッシュ、PJモートン、マック・デマルコ、エミリー・キング、プム・ヴィプリットら豪華ゲストが参加。いい意味で変わらないAOR~ヨット・ロック、もちろん近年のシティー・ポップ・ブームにも通じる内容で、全体的に肩の力が抜けており、陽のヴァイブスを感じ取れるのがいい。ベニー自身が楽しんでいるのも伝わってくる、まさに〈音楽愛〉に満ちた作品だ。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.449(2021年4月25日発行号)掲載)