フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (ヨーロッパ盤) |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年07月02日 |
---|---|
規格品番 |
9029502197 |
レーベル |
|
SKU |
190295021979 |
2010年代のUKシーンが生み出した最もエキサイティングな才能の一人、ローラ・マヴーラ。2013年のアルバム・デビュー以来、アイヴォー・ノヴェロのベスト・アルバム賞をはじめMOBO賞で2部門を受賞し、マーキュリー賞やBRITアウォーズ、BBC サウンド・ボールへのノミネートされるなど英国の由緒ある音楽賞で高く評価されている、UK出身のシンガー・ソングライター、マルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー兼アレンジャーである。
その彼女が実に久しぶりとなるニュー・アルバムをリリースする。2016年発表のセカンド・アルバム『THE DREAMING ROOM』以来、約5年ぶりとなるスタジオ・アルバム『PINK NOISE』は、これまでのクラシカルなストリングスをフィーチャーした壮大なサウンドとはまた違った新たな一面が姿を覗かせた作品だ。 「これこそが、ずっと作りたかったアルバムだった。どこも黄昏た80年代の温かなトーンに照らされているの。私は1986年生まれで、大きな肩パットを付けて生まれてきたの。この世に生を受けた瞬間から、80年代の美的ダイナミズムを浴びてきた。成功したアーティストにとって、アイデンティティとの葛藤はある種通過儀礼のようなものだと思う。『PINK NOISE』の制作過程は感情と感情の最も激しいレスリングって感じだった。3年も待って、待って、闘って、死にそうになって、虚無を味わい、そこからやっとサウンドが爆発する。まるでずっとここにあったかのように、この作品は、私にとって最も率直で弁解の余地もない、自由の旗をはためかせたもの。大人になってから、自分のクリエイティヴな表現にダンスがどれだけ重要だったか忘れていた。それを自分のために取り戻した、もう一度ダンスに喜びを見出せるように。それが今ではダンスをやめられないの。早くみんなの前でこのアルバムをライヴ演奏したいわ」 アルバムについてローラはそう語る。(1/2)
デヴィッド・バーンとツアーを行い、ナイル・ロジャースと共演、スナーキー・パピーやジェイミー・カラムの作品にも参加してきた才気煥発なローラ。2枚のアルバムをリリースした後、"もういうことは無い"と考え、一時は"ポップをやるには年を取りすぎた"とか"ブレイクするには時代遅れかも知れない"と思ったこともあったという。安心できる場所、好きな音楽を聴いてフルに充電した彼女が見せる新たな1ページ。ポップなシンセ・ポップ・サウンドが溢れるハッピーなアルバム『PINK NOISE』――自分を解放した音楽で皆も自由を感じてほしいと願うローラの想いがここにある。(2/2)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:37:35
-
1.[CD]
-
1.Safe Passage
-
2.Conditional
-
3.Church Girl
-
4.Remedy
-
5.Magical
-
6.Pink Noise
-
7.Golden Ashes
-
8.What Matters
-
9.Got Me
-
10.Before The Dawn
-
-
5年ぶりの3作目は、デビュー作で纏っていた神秘性を脱ぎ去り、2作目でも見せていたニューウェイヴ・ファンクやダンサブルな側面へと思い切り振り切った内容だ。ネオンに照らされながら、グレイス・ジョーンズ風の髪型と巨大肩パット入りジャケットで歌う"Safe Passage"のMVからも狙いは明らか。全編が80s直球なシンセ・ポップで統一されており、そんな音世界のなかを彼女のヴォーカルがこれまでになく活き活きと躍動する。
bounce (C)池谷瑛子タワーレコード (vol.452(2021年7月25日発行号)掲載)
欲しい物リストに追加
コレクションに追加